明日をもっと信じていたいだけ
図書館に10時間缶詰になって
ただそれだけで自惚れて
午後7時半、家に帰って
途端に自分が愚かしくなって
湯船にひとり浸かって
泣いて
風呂場でかなしいうたを1曲歌って
歌いきれたところで上がって
勉強机の上、中央、
丁寧に切り貼りしたメモ書きに
最後の涙を拭って
「ご飯にしよう!」の声に
暖房のきいた食卓へ向かって
チリソース唐揚げを頬張って
スンドゥブチゲを飲み干して
そうして舌までホカホカの体を
冷えきった自分の部屋に帰して
甘えたんだよね、その罰でしょうか
スマホを手に取り、目にした知らせ
あのメモ書きをくれたひとが
遠くなっていた。
.......作問者の意図は読めるようになっても
神様、あなたの意図は一生、一生わかんない
でもわかんなくても前むかなきゃいけないんでしょう
そんなのはわかってるよ
わかってる