なみおす
戯言
ナマと書いてライブとよむ
裸のままで生きていくこの街が好きだ
所謂ディスクレビューのウブです
1週間たっても色褪せない宝物のはなしを、 あんまり想いが強いので、ひとつにまとめることはせず1曲ずつ。 (写真当日のものでないものもたくさん失礼しました、イメージでつけています)
秋ぶりに帰った実家を出て、目指すは池袋。 人生初めてのAdm。 会場に入ったらすぐさま1番後ろの方に陣取った。 理由は自分のペースで音にこの身を委ねられるから そしてワンマンの醍醐味「自分と同じか自分よりもっと、ドラマチックアラスカが好きな人たち」を見たかったから! ここ最近のライブではついバンドがよく見える位置を目指しがちだったが、久しぶりのワンマンということで、彼らの作る会場ぜんぶを感じたい…と、我が内なる達観腕組みマンの提案が採用されてしまったのである。 しかしいざ
図書館に10時間缶詰になって ただそれだけで自惚れて 午後7時半、家に帰って 途端に自分が愚かしくなって 湯船にひとり浸かって 泣いて 風呂場でかなしいうたを1曲歌って 歌いきれたところで上がって 勉強机の上、中央、 丁寧に切り貼りしたメモ書きに 最後の涙を拭って 「ご飯にしよう!」の声に 暖房のきいた食卓へ向かって チリソース唐揚げを頬張って スンドゥブチゲを飲み干して そうして舌までホカホカの体を 冷えきった自分の部屋に帰して 甘えたんだ
ライブハウス、 ライブ、ハウス、 live house。 生きた家、だ。ライブハウスは。「行く」んじゃなくて、「帰る」。 そういう意味で、あの地下空間は、「ホーム」だ。 帰った先はひとりじゃない。 必ず、迎えてくれる、あったか〜い人たちがいる。 この日待っていてくれたのは、 4人の男たちだった。 彼らはドラマチックアラスカですと名乗った。 ボーカルは自らのワンマンライブでバンド名を名乗るのを恥ずかしがった。 12月14日 土曜日 @渋谷CHELSEA HOTEL 「
地元のタワーレコードのレジで長財布の蓋を開けた瞬間、 こんなに弱くてちっぽけで、人並みにもやってけないような人間が、ロックバンドなんて聴いて楽になっていいものだろうか、 とふと思った。 きょうも、ダメだダメだと口癖みたいに零しながら学校で過ごした。 化学の小テストが返ってきた。19点だった。前日丸一日必死で勉強した中和滴定の計算は、これっぽっちも出なかった。頑張ったのにと問題を恨む反面、全部カバーしきれない自分への憎悪も募らせた。 そこで服用した切り札精神安定剤、ドラマチ
10月発売ミニアルバム収録予定の新曲、 しかもトップバッター、 そんな子をひと足お先に世に送り出すなんて、 ジョーカーを第1手で出す大富豪みたいじゃないかと、最初はそう思いました。 理由があるはず、と思って考えた。 すぐに答えは出ました。メンバーや、この曲の製作に携わったひとたちのツイートから。 「今」聴いてほしいから、 「今」電波に乗せて届ける。 .......うおお、あったり前〜〜〜。でもほんとそういうことなんだと。 プレゼントは全部一気に開けたい派のわたし、で
一年に一度、特別な日なのでこれだけはー! きょう北海道で温泉浸かってたとき、パノパナのことをずうっと考えてたのだけど。 他のファンの方とくらべて珍しいと思うけど、わたしはパノパナのメンバーと、夢希さん物販サービス以外では直接お話したことがないんですよねー。 門限が厳しくて出待ちできないし、 親からライブリリイベの回数を制限された中で厳選して行くから他府県のサイン会も行けないし、 たまたま遭遇もまあ、ないし。 直接会話をしたわけじゃない。 それなのに、 パノパナには人
じゃんけんとかいう、 遊びで済ませりゃあいいのに本気バトルの殺伐とした空気すら作っちゃうこの文化、 わたしめっちゃ弱いんです。 ついこの前も、 校外学習のリーダー決めのじゃんけんで負けたところです。 同様にして、現在リーダー業を3つ掛け持っている状況です。 ...話がそれすぎました。 でも最近、 この瞬間だけ勝率が異常なんです。笑 じゃんけん大嫌いのわたし、 でも岡崎体育とのじゃんけんだけは、 始まる前から楽しみにしちゃうくらい、 大好き。 いやあ、なん
岡崎体育が動かしている人の多さを、 文字通り肌で感じた。 その男の名前は〜〜の後、 もう記憶にないけど体育くんがなにか叫んで、オカオカオカオカ...となってからの、 「岡!崎!体!育!」 の声が、 正真正銘18000人全員のエネルギーを乗せて、 耳バチコーン叩いて。 この時の岡崎体育の表情は、 確かにその規模に圧倒された顔でした。 毛穴までぐうううって開いて、 全ステージを感じてるような、 そんな顔してた。 2番サビで、 5.4.から体育くんは指で数
会場SEがグワッとボリュームを上げた瞬間、 わたしが聞いたことのないレベルの、 量と、種類とを感じさせる、 それぞれのひとが思い思いに出すバラバラの黄色い声が、 わたしの耳にビュンビュン入り込んできた。 そしてスクリーンいっぱいに映るシルエット、 まあこのライブのラストにバカ泣きするのでここで泣いたとかレベル的に言えないですけど、 このシルエットと、 胸に刻まれていく BASIN TECHNO のレーザー光を見て、 思わず涙が出てきて、 そして声すらでて
書くことは、幼稚園入る前からずっと好きでした。 わたしの心ってわたしにも見えないから。 文字に起こすと、 またひとり、知らない誰かに出逢えたみたいでおもしろい。 冬になって、 夏休みの読書感想文の原稿用紙がハンコ乗っけて返ってくるとき、 「この作文はいったい誰が書いたんだろう」 と思うことがよくありました。 白地に黒いところの面積がジワジワと増えていく瞬間は、 たしかにわたしの生成物なんだけど、 時間が経つと、 新しい友達との隠れんぼになる! わたしは音楽が好きです