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「高知ひろめ市場」は私が誕生させた。2

翌平成6年には地上げも大幅に進み、現在のひろめ市場敷地(約1200坪)まで整地され、同地で約150台収容の有料駐車場として経営をしつつ、残りの地上げを進めている状態でした。
そして、この頃の二丁目商店街は、時間の経過とともに世間から取り残される不安感が漂っていました。東部の「はりまや橋商店街と周辺整備」工事の進捗状況を横目に、西部の帯屋町二丁目商店街は、未だ明るい話も無く八方塞、打つ手が無い状況は変わりませんでした。

「いくら待っても希望はやって来ない、ならば自分からコトを興すしかない」私が、次に考えた東部対抗策は、やはり集客イベントを開催する事でした。

私の僅かしかない脳みそから絞り出したイベントが、1200坪の駐車場を全面利用したフードフェスでした。問題は、既に有料駐車場として営業しているので、通常期間は無理でしたが、年に2日間だけ駐車場営業を休む日があるのです。なんとその日は8月10日から11日の2日間、高知よさこい祭り本番の日です! 同駐車場は本部競演場の会場内に在るため、祭り期間は周辺道路が封鎖され駐車場の営業が出来なくなる、その為この2日間は盆休みになるのです。・・・これは絶好タイミングでした。・・・まさにビッグチャンス!

「思いついたら直ぐ行動」私は、直ぐさま駐車場管理者と交渉を始めると、前回の場合とは違い、すでに関係性が出来ていた事もあって、思いのほか簡単に「承諾」して頂きました。

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