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【プロ野球】超攻撃的代走起用!見えた!ロッテ・和田の正しい使い方 〜6月3、4日 ロッテの練習試合〜

こんにちは、岩国です。連日暑い日が続きますね。

昨日は久しぶりに依頼を受けた原稿の執筆に時間を使いましたが、昼には1軍、執筆後に2軍の練習試合をネット観戦。2日に2試合のスコアづけは、なかなかに大変で、甲子園の取材をされる方々とか、頭の切り替えとかどうやってるのかなと思ったりします。

そして本日も1軍の練習試合をネット観戦。3試合目で早くもワークスペースでの観戦が定着しています。冷房がない部屋なので暑いですが、空間としては快適。現状では完全に趣味で観ているみたいな形なので、ただの引きこもり状態とも言えます。

さて、連日の一軍練習試合で、自分が気になったところを、今回も書き出しておこうと思います。

それは、先日めでたく支配下登録された俊足外野手・和田康士朗選手の代走起用の場面です。

きのう(3日)は2ー4の6回、2死ランナーなしから、レアードが三塁ベース直撃の内野安打で出塁。代走に和田を起用し、3球目に盗塁成功。続くマーティンの右中間への打球で、一気にホームを駆け抜けました。

そして、きょう(4日)は、1ー2の6回、福田秀のソロで同点の後、4番・レアードが四球で出塁し、代走に再び和田。初球で盗塁を決めた後、マーティンが四球を選んで1・2塁。6番・中村奨のレフト前ヒットで、和田が一気にホームインしました。

2日とも同じようなシチュエーションだったので「井口監督はこういう超攻撃的な起用をしたいがために、和田を支配下にあげたのだろう。ならば素晴らしい!」と、興奮しながら思った次第です。

と、いうのも、今季はコロナの影響で、試合自体も時短になる可能性が取りざたされています。

私個人としては、今年に限り「9回で終了、引き分けあり」にしてはどうかと思っていますが、「延長10回まで」という案が上がっていると新聞報道にありました。

中途半端に1イニング伸ばすことで、少し紛れの要素を残しておきたいのかなと思いましたが、そこにあまり意味を感じないので、9回ときっちり決めてしまえばいいと思っています。取材記者陣も早く記事が書けますし、みんな早く帰れるので、健康状態などのことを考えても、いいことづくめだと思うんですけど・・・。

話は逸れましたが、いずれにしても最大延長12回より、短くなる可能性が高い今年は、早い段階での得点がいつも以上に重要になってきます。なぜなら、イニングが短くなると、投手継投も早めにできるのではないかと思っているから。

現時点で決定ではないが、外国人枠の拡大やベンチ入り選手枠の拡大など、手駒が多い状態になることが予想されるので、出し惜しみせず、カードを切りやすくなるのではないか。

そうなれば、得点チャンスが回ってくる確率がいつも以上に少なくなると考えられるので、少ないチャンスできっちり得点を重ねていかないと、何もできないまま終わってしまう可能性があるからだ。

公式戦に入っても、今回のように、6回でレアードに代走を出せるような、攻めの選手起用を、今年のロッテがしてくるのであれば、他球団にとってやはり不気味なんじゃないかと思うのですが、「調整段階だから各選手の動きをできるだけみたい」ということなのであれば、なかなか今年も難しいのではないかと思っています。やっぱり、出し抜くためには人と違うことをしないと。

和田選手に関しては、3月のオープン戦とこの練習試合で、着実に持ち味をアピールでき、きょうはヒットも放ったので、順調にきているんだと思います。9回の浅いレフト前ヒットで二塁から一気にホームインして見せたり。

ただ、他球団にも意識付けされてきている思いますので、いろいろ研究された後でどうなるか。"ロッテの周東"になれれば、戦力として貴重ですし、足を使った攻撃を目指す井口監督にとって、頼もしい手駒になると思いますが、必ず訪れる壁を和田がどう克服していくかが、今年のロッテの一つのポイントになってくるかもしれませんね。

和田選手に直接話を聞く機会はこれまで一度もなかったので、どういう方なのか全くわかりませんが、育成から支配下登録を自らの足で切り開いた選手。彼の中にある信念みたいなものに、機会があれば少しでも触れてみたいなと思っています。

開幕まで残り10試合。巨人2選手のコロナ感染騒動で、まだまだ安心はできない状況は続きますが、無事開幕を迎え、シーズンを乗り切ることを期待しながら、今後も見ていきたいと思います。

【追記】外国人枠拡大は、ロッテにとっても優位に働くと思います。レアード・マーティン・ジャクソン・ハーマンの他にチェンを加えることができるからです。今年は上記の理由から、第2先発的ロングリリーフも重要になってくると思うので、そういう部分でチェン(orフローレス)の存在は貴重になると思っています。これは、探している資料が出てきたら、また改めて書いてみようと思います。

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