見出し画像

【日々の取り組み】北海道むかわ町を視察

 北海道むかわ町の「恐竜化石を活かしたまちづくり」の取り組みを視察。
 むかわ町では恐竜化石を戦略的資源として位置づけ、町職員有志のまちづくり研究会を発足し、「むかわ町恐竜ワールド構想」を策定し、恐竜化石を活かしたまちづくりを進めています。
 2017年からの主な取組として、子ども化石クラブの運営、むかわ竜の積極的なPR、にっぽん恐竜協議会との連携、道内の恐竜・化石産出自治体との連携などもあります。
 今後の方向性として、震災やコロナ禍からのまちの再生という包括的な推進体制の元、新しい博物館の建設による魅力向上などによる恐竜ワールド構想の基本理念の実現を目指していくとのことであり、まち全体で明確なビジョンを持って取り組んでいると感じました。

 久慈市では、平成24年3月から早稲田大学の平山教授らにより本格的な化石の発掘調査が行われ、以来、カメ類や、サメ類のほか、ティラノサウルス類、コエルロサウルス類、コリストデラ類など2,300点を超える脊椎動物の化石が発掘されてきました。 特にも、平成30年6月にはティラノサウルス類の歯化石が発見されたことから、これらの化石を新たな地域資源の核としたまちづくりを行うため、重点施策に「太古ロマンのまちづくり推進事業」を位置付け、化石・琥珀を地域資源とした、地元愛の醸成、交流人口の拡大、産業の振興などの取り組みを進めていますが、今回の視察を経て、これまで以上に強力に推進すべき分野であると感じました。
 具体的には、ネーミングライツなどによる新たな歳入確保、市内外への強力な発信による地元愛の更なる醸成や関係・交流人口の増加、海外への積極的な発信によるインバウンドによる経済成長などが考えられることから、引き続き取り組んでいきます。
#日々の取り組み

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?