【日々の取り組み】日高軽種馬共同育成公社を視察
馬産地産業の視察のため、あの名馬キタサンブラックも輩出した日高軽種馬共同育成公社を視察。地域の気候風土など自然環境が馬産に適しているため、全国の90%の競走馬が生産されています。
有限会社日高軽種馬育成公社は、十分な放牧地を確保できない農家の実情を補うため1972年に設立され、同センターでは調教に必要な施設を完備し、優れた育成技術により生産農家の経営安定に寄与しているところです。
また、当市出身の騎手も活躍していることや市内でも生産に携わっている方々もあることから、今後の馬産振興施策としての可能性及び企業誘致などの可能性を感じたところです。
広大な土地ならではの地域産業であると感じたところであり、馬産産業としての可能性は今後も研究が必要であるが、実現すれば魅力的であると感じました。
一方で、地域特性や気候風土を活かした産業は各自治体に根付いている中にあって、衰退や次世代への継承が課題であると考えるが、今回の視察を経て、地域の小規模生産者の課題解決や相互補完による事業継続の視点は非常に意義深いものでありました。
久慈市においても気候風土を活かした特有の産業をまちづくりの根幹として取り組んでいることから、官民連携の手法のひとつとして検討に加える余地があるものと考えます。
#日々の取り組み
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