【くじ未来トーク】岩手木炭について語らいました
岩手木炭の特長
1・炭素成分が多く不純物が少ないため、煙・炎・臭いが、ほとんど出ません。
2.火付が良いため、初心者にも簡単に扱えます。
3.火持ちが良いため、5人程度のバーベキューなら2~3kgで充分楽しめます。
4.遠赤外線が多いため(備長炭並み)、食材が美味しく焼けます。
山形町戸呂町地区で、高齢化により炭焼きのお仕事を引退された方から窯を受け継ぎ、岩手木炭を生産している根井明徳さんからお声がけいただき、愛してやまない岩手切炭(岩手木炭)の生産現場の実情や課題を伺いました。
岩手木炭は、火起こし時にあまり飛び散らず、火力が強く火持ちもよい高品質の炭です。バーベキューなどでは、食材の甘みを存分に引き出してくれるので、多くの方々から愛されています。
実際に現場を見学し、お話をお聞きしてみて率直に感じたのは、生産工程が多く非常に手間がかかるということです。それでいて値段はお手頃のため、正直なところあまり利益の出る産業ではないとのことです。
久慈市は、約84%が森林となっているため、管理の行き届かない個人所有林を市全体で活用し、森林の適正保全と木の有効活用が図られる取り組みの必要性を感じました。
同時に生産者が独自に販路を開拓することの難しさも垣間見えたところであり、更なるブランディング力の向上とマーケティングの必要性を感じました。
生産過程から一貫して情報発信する、あるいは、炭焼き体験プログラムを組むなどし、インバウンドや海外マーケットへの参入可能性も考えられることから、引き続き研究し、よりよい産業発展のために取り組みをしていきます。
#くじ未来トーク
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