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【日々の取り組み】としまみどりの防災公園を視察

 「公園から街が変わる。公園が街を守る。」をコンセプトに整備運営されており、防災機能の確保とにぎわい創出において成果をあげている「としまみどりの防災公園〈イケ・サンパーク〉」を視察してきました。
■施設等の概要
防災性向上
広大な芝生広場、ヘリポート、防火樹林帯、きれいな非常用トイレ、ほかにも備蓄倉庫や井戸、貯水槽、かまどベンチ等、充実の防災機能を備えていました。
にぎわい創出
カフェ、新規創業支援としての小型店舗の設置、名産品等のマーケットの実施等、多様な角度から取り組んでいます。また、キッズパークも隣接しており、子どもたちの楽しそうな声も響いていました。
整備手法
公募設置管理制度を採用し、公園施設の設置と、施設から生じる収益を活用して施設の整備・改修等を一体的に行うものを公募選定する制度を活用しています。
財政上の特徴
①選定団体が用地取得するため、地方公共団体に負担がない、②選定団体が補助金申請をし、交付を受け、事業を実施、③一般財源部分は割賦償還できるため、短期間に集中する財政負担を平準化できます。

 久慈市にも防災公園があります。災害時に役立つことはもちろんのことながら、平時の更なる利活用を通しての「にぎわい創出の大きな可能性」も追求することが求められます。
 これからの時代は、単に施設を建てるのではなく、統廃合を進めながら、サービスを維持・充実させること、併せて、既存施設を利活用していくことが大切になります。
#日々の取り組み

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