見出し画像

私的音楽アーカイブ38(サドジョーンズなど)

371:サラヴォーン:CRAZY AND MIXED UP(枯葉)
372.セロニアスモンク:THELONIOUS MONK TRIO
373.akiko:upstream
374.スタンゲッツ:IN STOCKHOLM
375.ケニークラーク:KENNY CLARKE –FRANCY BOLAND BIGBAND FELLINI712
376.キャノンボールアダレイ:Cannonball’s Bossa Noba
377.キースジャレット:THE KOLN CONCERT
378:クリフォードブラウン:CLIFFORD BROWN WITH STRINGS
379.ペギーリー:BLACK COFFEE
380.サドジョーンズ:DETROIT NEWYORK JUNCTION

⚫︎380.僕がジャズを聴き始めた頃、共演するミュージシャンを芋づる式にたどっていくと、どんどん名盤に行き着くことに気づいた。これはなぜだろうか?調べていくと、その一つがデトロイト出身ミュージシャン人脈だった。ハンク(p)、サド(tp)、エルヴィン(dr)のジョーンズ三兄弟、トミーフラナガン(p)、カーティスフラー(tb)、ケニーバレル(g)など錚々たるメンバーが名を連ねていて、知れば知るほどすごい土地だと感じたものだ。
なぜデトロイトがこれほどジャズと関わりが深くなったかを書くと長くなるので割愛するが、このようにデトロイトに関心持った僕が、サドジョーンズのブルーノートデビュー作である今作品を聴くのは必然だった。デトロイト出身者同士がニューヨークで交流して混じり合うことで、ジャズが発展していったことに感銘を受けた。
デトロイトはジャズだけでなく、ブルースやロックなど様々なジャンルの発信地でもある。今は自動車産業で知られる都市であるが、アメリカ文化の根幹をなす土地と言えるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?