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文化人物録19(shoji 、s**t kingz、シットキングス)

shoji(持田将史、ダンスグループ「シットキングス」メンバー、2014年)
→ストリートダンスを舞台芸術に高めたダンスグループの一つがシットキングス。shojiさんに話を聞いたのはまだ彼らがそこまで有名でない時代だったが、とにかく人を楽しませたいという想いは人一倍だった。いまは日本武道館での舞台公演が決まるほどの飛躍ぶりを見せており、今後ダンス、演劇、音楽などジャンルを超えた刺激的な舞台がどう進化していくのか楽しみである。

・もともとは4人ともバラバラにダンスをしていたが、ロスでストリートダンスを経験し、リズム的なものから音楽性、世界観重視へと変わった。
・最初の4~5年はロスのダンサーからの影響が大きかったが、次第にチャップリンやジーンケリーなど昔のパフォーマーの無声映画におけるコメディアンの動きも取り入れるようになった。ユーチューブでこれらの動画が見られるようになったのが大きい。ディズニーアニメの馬の顔の表情なんかもコミカルで面白く、どんどん取り入れた
・僕らの舞台は割と単純でわかりやすいテーマがあり、だれでも楽しめる分かりやすいクオリティを目指している。例えばからマラカスを使ったり、帽子を外すと音が出たりするなど、モノを使った演出が多い。ジャズやクラシック、エレクトリックなども含め、既存の音楽から面白いものをどんどん見つけたい
ストリートダンスは今まで市民権がなかったが、今は違う。言葉を発せずに、目で見て楽しめるものを作り、お客さんを幸せにできるのが理想。説明すれば伝わるものもあえて説明せず、ダンスで表現したい

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