私的音楽アーカイブ120(本田竹廣ほか)
1191.ジャックデジョネット:EXTRA SPECIAL EDITION
1192.ハワードマギー:dusty blue
1193.ナットキングコール:LOVE IS THE THING
1194.ハンプトンホーズカルテット:ALL NIGHT SESSION1~3
1195.チックコリア:PIANO IMPROVISATIONS Vol.1
1196.本田竹廣(竹広):MINTON BLUES
1197.ウィーンフィル:サマーナイトコンサート2015
1198.カールハインツシュッツほか:モーツァルト「フルート四重奏曲集」
1199.ニューベストアンコール100
1200.ニューシネマクラシック100
⚫︎1196.これは本当にすごい。一般的にはほぼ知られてないだろうが、ジャズピアニスト #本田竹廣 さんと #渡辺貞夫 カルテット(渡辺貞夫 、 #増尾好秋 、 #渡辺文男 、 #鈴木良雄 )による大名演。ナベサダさんはともかく、本田竹廣さんを追いかけている人は本当に日本のジャズが好きな人だろう。
ナベサダさんも含め、皆さん当時の若手ミュージシャンだから、とにかく溌剌としてキレと鋭さがある。曲は「ヘイ・ジュード」「恋はフェニックス」などをはじめ有名曲が多いが、彼らの手にかかるとどんな曲もクリエイティブで新たな音楽に生まれ変わるのである。
僕は竹廣さんの息子でジャズドラマーの #本田珠也 さんの話をライブなどで聴いたことがあるが、竹廣さんがいかに伝統や潮流を追いつつも革新的であったかがよくわかる。
それはナベサダさんも含め、アメリカでのジャズの隆盛を横目で見ながら日本で独自の存在感を示そうとした、当時を生きたジャズミュージシャンの空気感なのかもしれない。