LIFE SHIFT 第14回びぶりば
1年前に読書会を始めて、一部の参加者がオンライン参加することはありましたが、今回は岩手県独自の緊急事態宣言を受けて完全オンライン開催としました。
テーマ本が LIFE SHIFT (原題 The 100 year life)だったことも影響してなのか、ほとんどがオンライン会議初デビューにもかかわらず、みなさんZOOMに挑戦してくださいました。
こちらのサポートが行き届かない面もあり申し訳なかったですが、この状況下でも気兼ねせずに話ができるのは、オンラインの良さだなとも改めて思いました。
この本を課題に選んだときに「話題になってたけど、当時は介護をしていたから”100年なんてとんでもない!”と思って、とても読めなかった。今は、自分のこととして読めるかもしれない」と話してくださった方がおり、同じ100年でも、支える側か、自分ごとかでかなり意味合いが変わってくるのだなとハッとしました。本の内容は、いかに主体的に自分の長い(であろう)人生を生きていくかにフォーカスを当てています。
びぶりば参加者の大半は、仕事、育児、介護などすでにマルチステージの生活を送ってきた先輩たちでもあり、「やりたいことを、思いっきりやった方がいい」「これからは自分のやりたいことをやれる時期」など、100年ライフに希望が持てる言葉を聞けました。身近に50歳や60歳から新しい挑戦をしている方がいると大変刺激になります。
また、マルチステージの人生を経て、これから自分が何ができるのかを考えたときに「自分を知ること、変化やリスクをとる覚悟をすることは(60代の自分でも)これからできるかもしれない」という話も出ました。
本にもありますが、40代はもとより、70からのエクスプローラー期間に何ができるのか考えるとワクワクしますね。(そのためにも健康大事ですね)
本書の中には「有形資産、無形資産」という考え方が出てきますが、無形資産はまさにソーシャルキャピタルも含む概念で、読書会の運営自体も私たち家族にとっての無形資産の貯蓄につながっているなと再確認できましたし、自分の現在の生活も長いライフステージの一期間と捉えて楽しもうという気持ちを新たにしました。
インターネットに慣れてない方とオンライン会議をやってみると、「次はどうやって事前準備をしたらいいか」の課題も見えてきました。
スマートフォンの操作なのか、オーディオ環境なのか、ネットの接続状況なのか、状況はそれぞれで、つまづく段階もそれぞれ。若い世代のサポートが身近にあるかどうかでも変わってきます。多世代がオンラインで繋がるときにどういった工夫、確認が必要なのかこれからも試行錯誤していきたいと思います。
一年間、続けてきて関係性があったからこそオンライン参加してくださった方も多かったと思うので、次もオンラインでも参加したいと思ってもらえるような会にして行きたいです。
準備がいつもギリギリでポスター作成などができていなかったのですが、今回、旦那さんの協力により読書会びぶりばの紹介カードを作ることができました。少しづつでも町内の方に知ってもらえるといいな〜と思っています。
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