イタリアのアルベロベッロ。世界遺産の街を歩くと、トゥルッリの白い壁と円すい形の屋根が並び、その風景はまるで絵葉書のようです。
今回はイタリアのアルベロベッロです。
イタリアの南部プーリア州に位置するアルベロベッロは、その独特なトゥルッリ(Trulli)と呼ばれる円すい形の屋根を持つ建物で有名です。
日本からアルベロベッロまでは、東京からローマやミラノまでの直行便で約13時間。その後、バリ国際空港まで国内線で約1時間半、さらにバリからアルベロベッロまで車で約1時間ほどです。
アルベロベッロの人口は約1万人ですが、この小さな町はユネスコの世界遺産に登録されており、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
アルベロベッロの歴史は14世紀にさかのぼります。
当時、この地域は領主の管理下にあり、農民たちは税金を逃れるために、簡単に解体できるトゥルッリと呼ばれる建物を建てました。
トゥルッリは石を積み上げて作られており、接着剤を使用せずに建てられたため、必要に応じてすぐに壊すことができました。
この独特な建築様式は、今日でもそのまま保存されており、アルベロベッロのシンボルとなっています。
アルベロベッロの街を歩くと、トゥルッリの白い壁と円すい形の屋根が並び、その風景はまるで絵葉書のようです。
トゥルッリの内部は意外にも広く、涼しく快適です。一部のトゥルッリは宿泊施設やショップ、レストランとして利用されており、伝統的な建物に泊まることができ、私もトゥルッリ内に1泊しましたがなかなか快適でした。
以下がアルベロベッロの写真です。
街の雰囲気だけでも伝わればうれしいです!