クリエイターは「作ったらネットで公開」で可能性が飛躍的に広がる
クリエイターは「作品をネットで発信し続けること」が、とにかく重要。そうすることで、様々なチャンスを得る可能性が飛躍的に上がるからです。そう感じているのは私だけではありません。
ブログで公開したダンボールアートが独立のきっかけに
以前の投稿でも触れましたが、私はずっと趣味でCGを続けてきました。
そんな趣味で作ったCG作品をブログで投稿していたところ、イギリスのmoofeという会社から、次の実写合成の作品を自社のギャラリーに掲載させて欲しいというメールが。
moofeは、この背景写真の販売元。自社の写真を使っている事例を探していて、私の作品を見つけたようです。
ギャラリーには世界中のアーティスト達の素晴らしい作品が並んでいました。私の作品はお遊び程度に作ったものでしたが、駐車場にオブジェという発想がおもしろかったんじゃないかと思います。
数年後、今度はダンボールアート作品をブログで公開していたところ、テレビ局から制作の相談をいただきました。
いまや全国区となっている名古屋発アイドルグループ、ボーイズ・アンド・メン(ボイメン)初の冠番組が始まる予定で、そこに登場するロボットをダンボールで作って欲しいとのこと。
当時は、まだ会社員で昼は仕事だったので、連日徹夜。ダンボールロボットは、当時まだ大きな会場でコンサートを行ったことがなかったボイメン達を一万人ライブへ導くハイスペックロボになりました(笑)
その2ヶ月後、今度はディズニー映画プレーンズ2の宣伝用に、主役キャラクターを制作して欲しいという依頼。
制作風景を密着取材させて欲しいとのことで、昼は仕事、夜はダンボールアート、たまに取材という自分でもよくわからない状態に(笑)
一連の出来事は、独立したいと思いつつ、決断できずにいた私にとって大きな後押しになりました。
作品の発信が結果につながる事例は珍しくない
最近、拝見したイラストレーターの方のnoteにも、同じようなことが書かれています。
かなり精力的に作品を発信されていたそうです。SNSで気になるアカウントにいいねやコメントをつけたりもされていたとのこと。
様々な努力があるとは思いますが、やはり作品を世に発信していたことが大きな結果につながったのではないでしょうか。
個性的なタッチや色遣いが素敵なイラストを描かれていて、これだけ実力のある方だからこそ、成果が出ているというのはあると思います。
でも、いいものを持っていても人目にふれなければ、誰からも声はかからないですよね?
他にも作品をこれでもかというぐらいSNSで投稿して、注目を集めている人を多く知っています。
でも積極的に仕事につなげたい場合、少し違った視点も必要になるかもしれません。
そのことを、角田さんが漫画でわかりやすく説明されています。やっぱ、できる人は違いますね…
私の場合は「好きなこと」「続けること」という視点しかありませんでした。仕事につながったのは偶然です。
仕事につなげたいなら、何が求められるかを意識することで、その可能性がさらに上がると思います。
作ったら臆せずに公開しましょう!
ということで、クリエイターなら作品をガシガシ公開していきましょう!
まだ作品というほどでもないし…とか、こんなレベルでは…とか考えず、気楽に出していけばいいんじゃないかと思います。
会社員をやりながら、個人としても活躍されている方もいるので、これはフリーランスにだけ勧めるものではありません。
まあ作品を作らなければ何も公開できないわけですが、最近、そのあたりが一番できていないので、今年はとにかくいっぱい作ります!自戒を込めて…