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汚名にまみれたブランド

 東山新社長は、『ジャニーズというのは創業者の名前でもあり、初代グループでもある。何より大事なのは、これまでタレントさんが培つちかってきたエネルギー、プライドだ・その表現のひとつでもいいんじゃないかと思う』と発言した。つくづく実感することは、この人たちは、言葉の本来の意味を理解していないのではないかということだ。世界に類のない犯罪だと認め、「鬼畜の所業」と断定した代名詞をこれからも冠名として使うという無神経さは尋常ではない。
この人たちは、言葉とは、歌と映像の空間で繰り広げられるムード的なものであり、現実社会空間での言葉の力、愛であったり、暴力であることが認識できないのだろう。BBCの記事冒頭の文言は、『日本国内に衝撃が走ったのか? いや、走らなかった・みんな知ってたけど、誰も何もしなかった。それがついにおおっぴらになった』とある。記者もがっかりしただろうが、日本人としては、実に情けない話で、「恥の文化」もあったもんじゃない・・


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