野田代表は共闘する気がない
玉木雄一郎代表は、小選挙区においても一本化に向けた「具体的働きかけ一切ない」と不満を述べている。玉木氏は、『今回だけは、自民党を勝たせてはだめだ。「正論パンチ」で、困難を打ち破りたい』と力んでいるが、現実は各野党の不協和音が目立つ。
野田代表は、昔の夢をもう一度ではないが、「今回は自民党にお灸を据える」層がどっと転がり込むとでも思っているのだろうか。自民党左派層(中道左派)の取り込みには、野党カラーを払拭して臨めば手応えがあると予想している節があるが、「・・・の民主党」への深い不信感は未だ回復していない。
世論意識は、政党支持率をみればよく判る。自民党38% (31)+7、立憲民主党7 %(5)+2ポイント、喫緊の数値である。自民党への期待値はそれなりに伸びている。既に小沢選対代行も匙を投げている状態だ。有権者への期待値は大きいが、呼び込むための策がなさ過ぎる、怠慢と誹りを受けても致し方なしだ。野田代表の自信ぶりは理解し難い。
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