英外相にキャメロン元首相が就任
スーナク首相は閣内外の声に抗しきれなかったようだ。ブラヴァマン内相を解任した。後任にクレバリー外相が就き、クレバリー氏の後任にキャメロン元首相が就任すると報じられている。7年ぶりの議員復帰となる。それにしても早い根回しだ。1日置いての首相決断は予断を許さない状況にあると踏んだからだろう。因みに、チャールズ国王が上院議員としての議席を付与すると認めた場合は、入閣が可能になるらしい。
世界における政治的立場を常に模索する必要がある英国としてはスピーディーな決断だ。日本の首相とは月と鼈だ。但し、日本とG6という位置づけなら分からなくもないが、精彩さに欠ける首相は頂けない。支持率を身をもって体現している姿は国民として目障りだ。