氷山・氷河ツアーは自然破壊

 世界の氷河観光で相次いで死者が続出している。最後のチャンス観光地として、近年3割以上の観光客が増えているようだ。その割合に応じて死者も増え、さらに、氷河の溶解スピードの速さにガイドが応対できない、予測不可能な事態に事故が起こっている。私が常々主張している、「砂漠は砂漠のままでよい」の理由がここにある。人類は氷山、氷河に近づいてはいけないのだ。特別な調査、研究以外の目的で侵入してはならない。氷山、氷河は地球の財産であり、人類はその恩恵を受けているに過ぎない。自然の恵みに感謝は口だけでは大いにしっぺ返しを受けることになる。
既に地球半崩壊200年説が動かし難い現実味を帯びている。それをより加速させるクルーズ船、飛行機等での接近は地球に対する犯罪である。戦争とは訳が違う、今の事態はプーチンとネタニヤフが止めることが出来るが、氷河の崩壊は誰も止めることが出来ないし、そのスピードと威力は、人類が体験したことのない死を具現する。

各政府は過激な環境保護団体を「暴力」として取り締まっているが、取り締まりの対象は、氷河侵入者と森林伐採者である。各国の間違った取り締まりは、地球の半崩壊を助長する「自然に対するテロ行為」である。


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