一夜で世界変わった
７日、保健当局はゼロコロナ政策の大幅な見直しを発表したと伝えられている。ＱＲコードでの個人の健康状態追跡システムをほとんどで廃止、大規模な検査も徐々に減らし、陽性者の多くは自宅隔離になった。「一体どうしたら物事をこんなに早く変えられるのか？」。市民に戸惑いが喜びと共に錯綜しているらしい。学生を中心に白紙抗議でもが各地に広がりを見せる中、数日で沈静に向かい、この政府発表だ。外国人の我々も驚きをもってこのニュースを知った。
抗議デモのショック（政府罵倒）も然ることながら、経済の沈滞が限界にきていたものと考えられる。外国企業の撤退も深刻さが警鐘になったものと思われる。頑固裸の王様は、一夜にして解放の神に変身したかのようだが、自由、民主の窓を開けた訳ではない。購買力の原動力をこれ以上、落とす訳にはいかなくなっただけだ。