子ども予算・増税計画
倍増の掛け声で進む最大6兆円規模の財源問題、財務省関係者は『防衛費増の財源捻出のため・・あらゆる手を尽くしてしまった。乾き切った“雑巾”をいくら絞っても、財源はひねり出せっこない』と話しているそうだ。そこで出てきたのは、「子ども予算」は社会保障そのもの、消費税を財源としても理屈としては通るという財務省の話だ。「消費増税」は話としては出てくるだろうが、防衛増税とダブルでくると、事の重要性は分かっても、状況的に拒否反応がでて当然の空気になるだろう。
財務省が公表した今年度の「国民負担率」は48%、過去最高になる。倍増計画による負担が確定すれば、恐らく55%ぐらいになるのではないか。これでは、国民生活に目に見えての変化が起る可能性が大だ。森永卓郎氏が言う、『防衛費倍増に充てる税金を子ども予算に使うべきではないのか』、尤もな提言だと思うが・・