八ヶ岳
グループ登山(ワンゲル8名)で2年で南北「制覇」
南の2日間は最悪だった。強風とガスと寒気で低体温症の一歩手前
・ロープに捕まらないと道から外れる
・鎖場で持ち替えたストックを絶壁のガスの中に落とす
・ザックカバーがめくれて飛んでいく
・根石山荘前を風の中這っていったが倒されて立ち上がれない
・全体に歩くというより這う感じ。景色など皆無
・根石岳は季節風で通り抜けるところでトップクラスの強風地帯らしい
悪天候過ぎた
並んでいる山をひととおり通過しただけの山旅だった。
翌年の北八ヶ岳もワンゲル8名
スタートの蓼科でバランスを崩し、顔から岩にぶつかってメガネを破損。以降メガネ無し。左スネは出血もあり仲間の世話になる。
双子池、坪庭、麦草峠、白駒池、黒百合ヒュッテ、夏沢峠など、ロマンチックな地名が続いても、その場では感慨は薄い。山口耀久の「八ヶ岳挽歌」「北八ヶ岳彷徨」などの名作を読んで味わい直してみよう。