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山の雑記帳

山の記録帳をみると1995年(平成7)54歳の時に、弥彦山神社コースをヘトヘトになって登ったところから始まっている。高校時代、夏休みに先生の引率で鳥海山と白馬山に登って以来だから相当なブランクであった。

分厚い記録帳は4冊となり、よくぞこれだけ歩いたものだと我ながら感心する。
家族や友人、グループとの山行もあるが、ほとんどがひとりでの山旅であった。方向音痴で、足腰が弱く、準備が雑で諦めが早い性格でと、どう考えても登山には向いてない筈なのに、なぜか夢中になっていた。当然危険なこともたくさんあった。ほとんどが運が良かっただけもいう場面も数多い。けれどもそういう思いをした山ほど懐かしく記憶が鮮明なのである。
そして今、幾らなんでももう登れない。これまでの幸運と感動を与えてくれた山と友人に感謝をこめてまとめてみました。

2024年11月
岩原修爾(83歳)

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