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数学の成績を上げる方法(後編)

前編での内容、

「そうだ!予習をしよう!!」

試してみていかがだったでしょうか?

学校の授業がわかる、問題が解けるという、これまでと違う感覚に戸惑う人も多いのですが、ご心配なく。徐々に慣れます。おそらく定期試験の前には、教科書の傍用問題集を解き切っていることでしょう。
調子が出てきたら、少し入試問題もかじってみてはいかがでしょうか?
成績は、君の意思で上げ放題です。

実は、この考え方のもとは、「反転授業」というものです。

勉強には、内容を理解する「インプット」と、自身で解けるようになる「アウトプット」のタイミングがあります。通常は授業(教室)で「インプット」し、家に帰ってから「アウトプット」しますが、実は「インプット」にかかる時間は人によって差があり、学校の先生の説明と板書のスピード、その他さまざまな要素から、全ての生徒が全て同じ説明で同じ水準の理解をするのは大変なことなんです。
前編でも書きましたが、
黒板を写しているだけで授業が終わってしまい、内容は全然わからなかった、という経験がもしあるとすれば、まさにこの話が理解できると思います。
反転授業は、インプットとアウトプットの場所を反転させ、家でインプット、教室でアウトプットする、という授業スタイルです。

安心できるレベルまで自分のペースで授業の前にインプットし、教室でアウトプットする。そう。疑問点をチェックして、学校で先生に質問し、それを解消出来れば、それが教室でのアウトプットになります。

「わかる」が「出来る、解ける」になること(アウトプット)が実力伸長の最大のポイントです。

私岩崎(いわちゃん)は、大学入試の数学を担当して28年、低学年はもちろんのこと、高校3年生や浪人生の受験勉強スタート時点での、人によるレベルの差を埋めるため、様々な努力を重ねてきました。

その結論の一つは、インプットにかかる時間は生徒によって異なり、教室に来た時点で正しい基本事項をもっていれば、生徒にとって一番大切なアウトプットの世話をできる、ということです。

逆に言えば、君がしっかり予習(準備)をしていて、学校の先生に疑問をなげかければ、絶対に先生は快く質問に答え、さらには君がどこがわからなくて疑問に思ったのか?この類題をやればもっと定着する、と熱意をもって対応してくれるはずです。

成績を上げたい、受験の準備をしたいと思うけど、何から手をつけてよいかわからない、という人は、この反転学習を是非取り入れてください。学校の授業についていくためだけでなく、受験生としての基盤づくりにも役立ちます。

受験生のための「反転学習」は、さらに効率よいものです。

頑張りたい君のことを応援しています。
ご相談も受け付けますよ^^

こちらまで、お気軽にどうぞ。↑

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