2024/0902~0907 1週間日記
今日から1週間の出来事を振り返ろうと思う。どんな時間を過ごしたか、どうしていきたいかを考えていきたい。
9/2
大学の後期が始まった。午前は課題説明、午後は選択授業。新しい授業の先生が優しそうでよかったのと、その人の言葉が良かった。どうも朝鮮半島には本を屏風に描く文化があるらしく、それは昔、本を持つということのステータスを表しているらしい。そんな文化がある国の人と仲良くなりたいじゃないですか、って確かに面白いと思った。私はすぐに人の言葉に影響される。
9/3
就職説明会に行ってみた。すごく人が多くて、音の悪いマイクでガンガンみんな喋るもんだからめちゃくちゃ疲れた。あと、学生の態度がデカくて驚いた。
渋谷の客引きより何倍もしつこい企業の人が、ビラを渡す手が、私の前で数秒止まる。断るのも申し訳なかった。タクシーの会社の人が、誰彼構わず足を止めようと学生の持ち物について言葉をかけていた。そんな言葉で無理やりブースを埋めてもどうしようもないんじゃないか。たかが10分程度の会社の説明で、誰がインターンに参加しようと個人情報を売り渡すだろうか。母の名前を書いて逃げた。社会に誘拐された気分だった。
9/4
午前中はインターンの面接についてキャリア相談。午後はライブ。やりたいことはなんでもやるの精神も大概にしたほうがいいのかもしれない。でも相談は親身に乗ってくれてありがたかった。ペンライトは売り切れ。夕方東京ドームに向かった。
隣の席の綺麗なお姉さんが話しかけてくれて、ゆきずりの縁もいいもんだと思った。彼女はライブ中、立ちたかったのに立つ雰囲気じゃなくて、結局座って観覧していた。新曲は戦メリをサンプリングしていて、これ大丈夫なんですかねとかなんとか。大声で話し合った。私は画面で見ていた子たちが生で見れて嬉しいはずなのに、どこか冷めていた。それよりも耳の調子が気がかりで、ずっと耳栓を外しては付けてを繰り返していた。いつまでライブに夢中になっていたんだろう、10代でのめり込む力を失ってしまった。
そして当たり前だけどアイドルたちは指の長さよりも小さく、動きもよく見えない。これが歌にフォーカスしていたら小さくてもうっとり聞けるのだが、そうではない。ああ、だからコールを入れるんだな、私たちが手持ち無沙汰になるからきっと。
9/5
インターンの面接は緊張して、本当に何度も同じことを言ってしまった。でも、具体的な公演名が言えたし作品も見せたから、印象には残ったのではないか。私にできることはもう何もない。大学に行って授業を受けて、ポートフォリオ講座を受けた。私は作品も作らなきゃいけないし、ポートフォリオを作らなきゃいけないし、就活もするつもりだし、文も描きたいし絵も描きたいし編み物したいしアクセサリー作りたいし有名になりたい。こんなの無理ゲーすぎる。
どうしたものやら。
9/6
今日は本当にやる気が起きなくて、午後から大学に行った。ご飯の約束に全部気が取られていた。でも会う前にモヤモヤと考えていたコンクールの案が思いついて、あ、これで行こうとなったのは僥倖だった。だいたいこねくり回して自分の中でG Oサインが出ないのはうまくいかないことはわかっていた。表現したいことは何か、私ができることは何か、どうしたら伝わるか、どうしたら既存の表現から脱却できるか。私は最初の課題で気持ちのままに絵を描いてみることができたし(たとえこだわりがなくて公募に落ちても)、次の課題で大きな絵を描くことができるという自信を積み重ねた。一つ一つ意味はあった。でも正直、大きな絵を描いていると最後の方がだれて、疲れて、おざなりになってしまう。描きたいテーマではあったのにそれが悔しかった。今回は、描写を丁寧にすることと一つひとつプロの作品として仕上がりにこだわることをモットーにしたい。要は今までの「これでいいや」感を無くしたい。だって一つひとつできたんだから今回もできるはず。
ところで私とご飯食べるのが楽しかったって言ってくれたけど、また誘ってって言った。あなたから誘ってくれることはないのかしら。遠くに行かないでほしい。
9/7
時間の使い方に失敗した日だった。1000からジムに行って1100に終わる。そこから準備してダラダラして1時間後に出る。この時間が無駄。朝ジム行く時は荷物全部持って行かないとなと思った。
1300に駅に着く。ここでサイゼが激混みだと知る。そりゃ土曜の昼だしね、とお弁当を買っていくことにする。暑いからバスに乗ることにする。この時点で1430。もうバカみたい。全然作業できなかったよ。最近荷物が重いとすぐにバスに乗る。正直大学まで歩く体力を作業に温存したい。堪え性がなくなったんじゃないかと思うけど、もう自分を責めるのはやめる。どんな日であっても、これはやるって決めた作業は絶対やって自分との約束を守るようにしている。それだけで、信頼が地の底だった自分と、また頑張る協約を携えることができている。
9/8
大学が始まると本当にいろんなことに気を遣わないといけない。ベッドで寝ない、夜更かしするだけで次の日のパフォーマンスに影響する。結局起きるのが遅くなって藝祭は実質2時間しかいなかった。いつにも増して人が多く、一年経ってクリエイターとして成長した知り合い。この中の何人が30年後残ってるのかな。本当に私ってどうなりたいんだろう。ずっとそんなことを考えていた。