”新聞の楽しい読み方”で見つけた「視点を変えればビジネスは作れる」という方程式
こんにちはいわあゆ(iwa_ayu)です。
完全に趣味の一環で、不定期でペア読書の新聞版を開催しています。
朝7時半に集まって、朝刊を読み合わせ、学びを得て、会社に出勤する。まさに意識高い系といわれそうな活動です(笑)
やってる本人としては意識高いつもりは一切なく、楽しいからやっています。新聞に対してなんとなくの苦手意識があり、日常で新聞を読む習慣が全くなかった私が、日経を手に取るようになり、しかも読むことが楽しくなったのは、自分でも予想外の大変化です。
わたしは自分がこれは良い!と思ったことをシェアしていくことに喜びを感じるのでnoteでその楽しさ・魅力を日々綴っています。
さて、前回同様に、騒動がまだ落ち着かないため、完全オンラインで実施。もともと、ペア読書はオンラインが当たり前だったので、違和感全くありません。(↓前回の記事)
今回は全部で4名が参加しました~(zoomを利用)
朝も早よからみんな意識が高い!笑
新聞は朝その日のニュースが届くので、朝やった方が良い気分ですよね。
いつも語ってることですが、新聞のペア読の醍醐味は、
「各々記事の気づきから、相関関係を見つけ、世の中の流れを俯瞰で捉える」
ことにあると思ってます。(個人的にそこが面白い)
さて、今回も、それぞれ取り上げた記事からの気づきも、そこから導いた学びも、面白いものでした。
今回の記事から読み解いた気づき
「視点を変えればビジネスは作れる」
一見関連性のないテーマが並び、最後まで繋がりが見出せるのか未知数でしたが、最後の10秒で良い感じにまとまりました!
発見ポイント
2名がコロナ関連記事で、いかにこの危機をチャンスに置き換えるかで生き残りが変わるという話、1名はGUの新サービスについて、最先端のDX環境に対して機能が逆戻りではという問題提起、1名がスマホゲーム抑止条例の問題提起を取り上げていました。それぞれの話題は俯瞰で捉えると、一見ネガティブな観点も、捉え方次第でチャンスに変えられるといった共通点が見出せました。
以降4名のピックアップした記事をかいつまんで解説します。
しょーごさんが取り上げた記事
GUが3Dモデルを登用し、実際に着なくても、試着体験ができるよ、というもの。しょーごさん的には、5Gだ6Gだと言っている昨今のタイミングに今更3Dてどーなの?という問題提起でした。
確かに今更3Dかよ、という観点も分かります。私はファッションが好きなのですが、「ファッションは夢を売るもの」であるというイメージを持っていたので、あまりにリアリティのある自分のバーチャルマネキンが出てくると、萎えそうだ・・と思った一方で、最近自分の体験で、お洒落代表の後輩に、自分に似合うファッションの提案を受けていることがあり、「自分だからこそ似合うもの」といったパーソナライズレコメンドがあることに価値があるという観点を見出しました。
技術だけを捉えてしまうと先進性はないかもしれませんが、どういう文脈でその技術を使うのかと言ったところに意味合いがあればそれはちゃんと価値になるのだという発見がありました。
でらさんが取り上げた記事
でらさんは本業で外国人との採用マッチングに携わっているとのことで、コロナによる不況・経済難の影響をめちゃくちゃ受けている人たちを垣間見て心を痛めているという話でした。
この話題に関連して、TVニュースでは、就活生がむしろこのタイミングを好機と捉え、こういう危機に打たれ弱い企業は常に不安定で長く働けないから選択肢から入れるべきでない、と言った提唱がされているという話がありました。
世界的な影響の大きい事象に対し、いわばこの期は世の中の変化の波についていけない業界が淘汰されるタイミングだったのではという話がありました。
ÜBERとタクシー業界のように、古くからある業界が新興事業に簡単に乗り換えられてしまう世界。状況に甘んじず、自分たちも変化をしなければ、という視点がなければ、生き残れない世の中であり、そういった視点で常に変化に敏感である企業ほど100年先も生き残れる企業なのであるという話です。
いわあゆが取り上げた記事
前述でらさんの話題に繋がる良いバトンをいただきました。
コロナ特需の記事です。大半が経済的危機の話を取り上げる中で、ポジティブな話題を見つけたので取り上げました。
外出控え=公共機関の移動手段使えない=自家用車=ガソリン需要UP=ガソリンスタンドには人が集まる→ガソリンスタンドをビジネス拠点にしよう
こんな流れの話です。
多くの人が集まるガソリンスタンドが、道の駅化し、数日間の食材をまかなえる野菜セットを販売しているとのことでした。
もちろんスーパーに行けば買えるものもありますが、立ち寄ったついでにお得に買える。人が介在する場所に接するのはなるべく控えたいから、1回で済ませることに価値がある。
改めて、ライフラインをおさえているプラットフォーマーは強いな。。と思いました。有事に環境の影響を受けまくって危なっかしい状態よりも、そういう時にもドーンと構えていられる、そんな自分でありたい、みたいな妄想をしました(笑)
川西さんが取り上げた記事
これまた、ちょっと視点が斜め上に飛んだ感じの記事でした。
香川県が子供のゲームの利用時間を制限する条例を制定したという話題。
これに対して「こんなことを条例にしてしまうってどうなの」「これについてどう思う」という話をしました。
条例はあくまで条例で、罰則がないの=強制力がない=意味を成さないのではというのがみんなの共通見解でした。
一方で、香川県に準じて他の県にも波及効果が、という動きもあるようで、この波が大きくなって国が動き出したら話は別だわ、ということに。
技術的には特定地域の利用を制限するような仕組みは作れるそうで、そうなったらガチで制限されてしまうね、という平凡な結論で終わりそうだったのですが・・・
最後にすべての記事の共通項を見出してみよう、ここから世の中のどんな動きや気づきが俯瞰で見えるか、という観点に立った時に、「制約を逆手にとってそれをゲームのユニークさに変えられたら違う魅力になるかも」という観点が生まれました。
たとえば、今はEスポーツが盛んですし、オンラインで対戦ゲームをするときに60分の時限付きにすることで、その時間内の数字を競うなど、テーマに広がりも出てきそうです。
タイムセールなどもあるとおり、時間に制限がある方が活動が盛んになる、という心理を逆手に取ることで、今までにない価値を見出せるかもしれません。
本日のまなび
「ピンチはチャンスだ!」という言葉は昔からよく言われていることですが、まさに今それを体感するタイミングだなと。
企業が”このタイミングだからこそ”、と、積極的な取り組みをしている様子をみます。こういうときの企業姿勢が、その企業の真価を問うのだとも思うし、そういったときに、いつもと違った視点にたって、いま自分に出来ることを考え、行動にうつせるか、が大事だし、自分には何が出来るのだろうか、ということを考えさせられた時間でもありました。
オンラインでこうして誰かと一緒に新聞を読んで考察を深めることも、私が出来ることかなと思うので、楽しい時間を広げていきたいなと考えています。
さいごに
新聞のペア読は、わたしのように、新聞を普段読まない人ほど面白いのが特徴です。苦手意識があっても、知識がなくても大丈夫。むしろその方が、倍楽しいかも。
少しでも興味がありましたら、TwitterDMでご連絡ください^^
ありがとうございます。日ごろお世話になっている周りの人たちへの恩返しのために使わせていただきます^^