マガジンのカバー画像

IVRyのエンジニアブログ

76
IVRyのエンジニアが書くブログです。 より技術的な内容はZennにもあります https://zenn.dev/p/ivry
運営しているクリエイター

#LLM

NLPエンジニアがIVRyに入社して一年で感じたこと

こんにちは、IVRyでAIエンジニアをやっているべいえりあです。IVRyは先日、シリーズCラウンドでの30億円の資金調達を行いました。 こちらの資金調達を記念して、IVRyでは現在、リレー形式でのブログ投稿を行っています。 14回目となる本記事では、AIエンジニアである私がIVRyに入社して一年で何を感じたかを綴ってみたいと思います。 入社エントリを振り返って私がIVRyに入社したのは約一年前の2023年7月でした。当時の入社エントリがこちらになります。 この中で、I

LLM時代のX情報収集術

こんにちは、IVRyでAIエンジニアをやってるべいえりあです。今回は自分がXでLLMの情報源としてチェックしているアカウントを紹介してみようと思います。 Disclaimer:お前、Xでの情報収集は非推奨って言ってなかったっけ?自分は以前(2020年)に機械学習の情報収集についてこんな記事を書いています。 この記事内で「X(旧Twitter)経由の情報収集はオススメしない」と書いているのですが、現在はXが主な情報源になっています。これは 当時はbig techをフォロー

2023年のLLM界隈できごとまとめ

こんにちは。IVRyの町田です。 この記事は IVRy Advent Calendar 2023 白組 の 25 日目の記事です。 昨日は Riko Hagiwaraの「IVRyは実際に自分の市場価値が高まる会社?YWTからわかったこと」でした。 こちらでIVRy Advent Calendar 2023 白組の最後の記事になります。 白組はこちら 紅組はこちら さて、アドベントカレンダーも最終日、2023年ももうあと少しです。今年は皆様どのような1年だったでしょうか。

Generative AI for Everyoneから、古のNLPエンジニアの心に刺さったこと8選

こんにちは、IVRyでAIエンジニアをやっているべいえりあです。今回はタイトルの通り、Andrew NgのGenerative AI for Everyoneを見て自分の心に刺さったこと、そしてそれらについての個人的なコメントを書いていこうと思います。 Generative AI for Everyoneについてこちらの講義は機械学習やAI教育についての第一人者と言っても過言ではない、Andrew Ng先生のLLMの応用についての講義になります。 タイトルにはGenera

LLMの技術をすべての人に届けるために。IVRyでAIシステム開発に挑むエンジニアチーム

日本の人口は大幅に減少し、労働人口も減ることは確実に到来する未来。今以上に、人手不足が深刻化することは間違いありません。 最新技術を日本全国平等に届けていき、人手不足という課題を一挙に解決するのが電話自動応答サービス「IVRy(アイブリー)」が目指していることです。 IVRyをさらに進化させるために、LLM(大規模言語モデル)の開発に長けたNLP(自然言語処理)エンジニアたちが、サービスとAIの融合を進めています。 ChatGPTが登場して一年足らず。激変する環境下で、

4社合同のLLMイベントを開催しました

こんにちは。IVRyのAIエンジニアの町田です。 10/3(木)にLAPRAS様、Sansan様、Ubie様と合同で「各社のLLMをプロダクトに組み込む勘所」というタイトルで合同イベントを開催させていただきました。今回はそのイベントのご報告です。 開催の背景IVRyでは従来のプッシュ型のIVRだけでなく、LLMベースの革新的な自動応答システムも開発しています。 LLMは手軽に試せるものの、システムとして本番のプロダクトに組み込むには色々と課題があります。これらを乗り越えて初

LLM時代にIVRy(アイブリー)のエンジニアリングが進む先

1. はじめにIVRy(アイブリー)のエンジニアの yuri ( @yuri_ivry ) です。 自己紹介に代えて、社内の Slack を元に GPT がまとめてくれた自分のパーソナリティを引用します。 IVRy への入社経緯などについては過去の入社エントリにまとめています。 この度、IVRy はシリーズBラウンドにて13.1億円の資金調達を実施し、累計の調達額は17.1億円となりました。 合わせて、AI音声認識機能や Azure OpenAI Service を通