weekly ivote #20 – 少し未来の選挙
こんにちは、学生団体ivoteのtomohiroです。
内閣が解散され10月15日の衆院選公示が目前に迫ってきました。
この秋は、9月の立憲代表選・自民総裁選から、衆院選後には11月あたまの米大統領選と駆け抜けていく選挙の秋。
27日投開票。首相就任からの期間が戦後最短だそうで、私たち有権者にとっても短期間のなかで託すべき候補者・政党を見定めていかなければない衆院選になります。
ivoteとしても、なかなか大々的なキャンペーンはできないかもしれませんが、有用な情報を集めて発信していければと考え中です。
ネット投票はすぐそこに
ところで、先日NPO法人DAKKOさんが主催されたVorters Cafe in 中野に参加してきました。
都内の4名の区議会議員さんを交えて、防災・子育て・経済的困窮の各テーマについて参加者どうしで話し合うものでそれも楽しく有意義だったのですが、都選管の作成しているインターネット投票のシステムを体験できたので、そんな話をば少し。
投票の手続きは、2-3分もあれば完了する簡単なものでした。
今回は、電話番号とSMSを用いた認証方法でしたが、実際に導入する際にはマイナーバーカードなどを利用するようです。
セキュリティ上の対策などシステムの詳細については存じ上げないので今は措くとして、やっぱり不安なのは覗かれるかもってところくらいですかね。
どこでも投票できるというこのシステムが障碍や病気のために投票が困難な人や遠隔地にいる人にとって重要な手段になるのはもちろんですが、やっぱり気軽にできるのはありがたいこと。
投票所でする投票も手続きが煩雑なわけではないですが、スマホ1台で済ませられるならこれほどありがたいことはないです。
覗かれる心配という面についても、再投票できる仕組みも開発されているようで(当日ご参加の議員の方が教えてくださいました。)、たとえば他人に見張られた状態で投票せざるを得なかったとしても、あとから自分の投票内容を修正することができれば安心です。
海外ではエストニアやカナダ(自治体レベル)などでは導入の実績があるそうですが、日本での実用化に向けた動きはつくば市が先頭を走っているようです。
模擬投票も繰り返し実施されていて、早ければこの10月から導入の予定もあったとのことですが、直近の動向については確かな情報を見つけられませんでした――。
つくば市が導入を進めているシステムにおいても再投票が可能となっているとのこと。
民主主義の根幹をなす選挙制度ですからセキュリティの問題や秘密投票の担保など解決しなければならない課題は多いのでしょうが、むしろそんな選挙制度だからこそ現代の技術水準でもっと多くの人にとってアクセスしやすいものになってほしいものです。
学生団体ivoteでは一緒に活動する学生メンバー(高校生も可)を募集しています!
中学校や高校での出前授業をやってみたい
イベントを企画したい
SNSでの広報でスキルをつけたい/活かしたい
など、どんな動機も歓迎です。
私たちの理念に共感するところがあれば、ぜひ定例会議などお気軽に覗きに来てください。
HPのほか各SNSからもお問合せ・ご質問受けているのでお寄せください!!
tomohiro
2024年10月12日