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花だより

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花は咲きたくて咲き、そして散る。花は人に生きるチカラを与えてくれる。
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道明寺の菩提樹の実が茶色に

道明寺の菩提樹の実が茶色に

大阪藤井寺にある尼寺、道明寺は菅原道真ゆかりのお寺で、枝垂桜や梅の他、大変立派な菩提樹の木があります。

中国原産の落葉高木。高さは10mほど。花期は6-7月頃で淡黄色の花を咲かせます。日本へは、臨済宗の開祖栄西が中国から持ち帰ったと伝えられており、日本の各地の仏教寺院によく植えられていますが、この道明寺の菩提樹は大きく立派です。

花は6月のはじめころに咲きます。(写真は2016年6月4日)

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高尾山の曼珠沙華

高尾山の曼珠沙華

曼珠沙華といえば埼玉県の巾着田が有名ですが、その曼珠沙華を高尾山で見つけた。森林の中で曼珠沙華が真っ赤な色でその存在をアピールしてきます。

高尾山は杉並の自宅から1時間で行けるちょうど良い山で、高尾山は健康のバロメーター替わりと思って登っています。この間は久しぶりに登ったのですが、思いがけず、曼珠沙華が控えめながら群生している様子を楽しむことができました。

毒の花、墓場に咲く花として嫌われてき

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高尾山のシモバシラの花

高尾山のシモバシラの花

高尾山の動植物は実に多彩。9月17日、高尾山から一丁平を超えて城山へ登る途中、彼岸花(曼珠沙華)も美しかったのだけれど、珍しいシモバシラが咲いているのを見つけた。城山へと登る左側の脇道からよく見える。脇道を通らなかったら見つけられなかっただろうなとちょっと得した気分になる。

珍しい動植物はかならず高尾山山頂にある高尾山ビジターセンターへ行って聞くことにしている。博学な職員が丁寧に教えてくれる。