ウェビナー開催のご案内「自発的自治体レビュー ~ Voluntary Local Review」は地域の持続可能性をいかに広げるか?
IURC日本事務局を設置している(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)主催によるウェビナー開催のお知らせです。IURCへ参加申込みされた自治体の皆様や、都市のSDGsへの取り組みに関心のある自治体の皆様も、この機会に是非ご視聴ください。
ウェビナータイトル:IGES VLRウェビナー 報告から行動へ:「自発的自治体レビュー~Voluntary Local Review」は地域の持続可能性をいかに広げるか?
開催日時:2021年6月28日(月)19時30分- 21時(日英同時通訳あり)
参加登録:https://zoom.us/webinar/register/WN_h9kJb9E5T9e117lS7pX1lg
概要:
2018年、北九州市、ニューヨーク市、富山市、下川町の、4つの先進自治体が、2030アジェンダ達成に向けた進捗状況を示す「自発的自治体レビュー ~ Voluntary Local Review(VLR)」を発表しました。以降、ムーブメントは広がり、毎年、多くの自治体が独自のVLRを発表しています。2020年に人類が直面した未曾有の危機にもかかわらず、VLRは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた地方政府や地域政府のコミットメントを示す役割を果たしています。さらに近年の自発的国家レビュー(VNR)でもVLRの重要性が認識、言及されており、2021年の日本のVNR案でもVLRについて言及されています。
(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)は、VLRが始まって以来、既存の日本の4つのVLR(2020年6月時点)作成支援およびSDGsに関する地域の行動を加速する世界的なプロセスに関わるために、VLRに取り組んできました。2020年、IGESは、VLRの最初の2年間の評価と、2018年-2019年に公表されたVLRについての分析を行った「State of the Voluntary Local Reviews」シリーズの第1巻を発表しました。
本ウェビナーは、「State of the Voluntary Local Reviews」レポートの第2巻の発表を記念して行われます。「From reporting to action(報告から行動へ)」と題して、VLRの進捗状況の分析と、2020年に実施されたVLRの展望を報告します。このウェビナーでは、レポートの主な内容をお伝えするとともに、VLRを実施した都市が集まり、経験や教訓を共有する機会を提供します。このウェビナーを通じて、VLRが地方自治体にもたらすメリットを明らかにし、他の自治体にもこの課題に取り組む動きが広がっていくことを目的としています。このウェビナーで2020年のVLRムーブメントの拡大を取り上げ、2021年のハイレベル政治フォーラム(HLPF2021)へのインプットとなることを期待しています。