にじさんじ、永遠であれ
にじさんじが永遠に続いてほしい。
叶わない夢だとわかっていても、そう願わずにはいられない。
にじさんじを知ったきっかけ
にじさんじを知ったきっかけは友人が推し始めたからだった。
公式HPのライバー一覧を見てにじさんじってたくさんいるんだな~と思ったのを覚えている。2021年の初め頃だった。
なぜ正確に覚えているかというと、「女々しくて」があがった直後だったから。にじさんじ初心者に降りかかる洗礼。どういうことをしている人たちなのかが一発で分かる。たくさんの大人が、本気で最高のおふざけをしている。これぞにじさんじ。これが公式チャンネルにあがっているの、めちゃくちゃありがたい。きっと多くの人がこれをきっかけににじさんじに引き込まれているはず。自分もそのひとりだった。
無尽蔵のコンテンツ(うれしい)
どんな人たちがいるのか知りたかったので、まとめ系の切り抜きをたくさん見た。10分で分かる、爆笑シーン、○○まとめ集etc… 無限に見れる。尽きるということが決してない。
大抵のコンテンツだと、性格上仕方のないことだが最新まで追いついてしまうと次の更新、発売、公開まで待つ時間が多く、コンテンツを好きになればなるほど”新しい”見るものがなくなってくる。
にじさんじではそれが起きない。公式番組、配信、歌動画、切り抜き、SNS更新、グッズ発売、ファンアート…無限にコンテンツがあり、自分で楽しみたいものだけ選んで見ればいい。課金しても、しなくてもいい。オタクに優しすぎる。
また、あの時どうなっていたの?というオタクが知りたくて仕方ない裏側もほぼノータイムで聞くことが出来る。大抵のコンテンツでは裏側というと有料コンテンツだったり、円盤特典だったり、時間が経ってファンだけに明かされるものだった。リアルタイムでコメントが出来る配信者ならではのありがたい点だと思う。
オタクの心構えさえあれば、誰でも簡単に自分の好きなスタイルでにじさんじのオタクになれる。
男女混合箱であるということ
性別で分けるということは非常に合理的で、商業的だ。需要が男女で区別できるのは自明の理で、だからといって男女に優劣も善悪もない。
にじさんじもデビュー同期やユニット活動、グッズ販売、ライブイベントを男女で分けることがある。
今VTAでは男性アイドル志望、女性ゲーマー志望を募集している。数字が出る分野を求めているのが分かりやすすぎてちょっとおもしろい。
普段性別で見るコンテンツを選んでいないが、敢えて言ってみる。
同期は性別関係なくてぇてぇし、男女混合の歌ってみたが素晴らしかったりする。RPの恋愛寸劇がめちゃくちゃ面白かったり、「炎上しそう」なCP企画が蓋を開けてみれば神企画だったりする。公式番組のMCは男女ペアなことが多くバランスが良くて見やすいし、適任者がいる場合は男女比率が偏っていようと問題ではない。
もしにじさんじが男女でデビューを分け続けていたり、過去みたいに細かい分類でコラボが制限されていたら、自分はここまでにじさんじにはまらなかったと思う。
男女混合箱だからこそ出来る面白いことがたくさんあって、老若男女問わず多くのファンが入りやすく、箱全体が大きくなっていく。にじさんじが男女の区別なくひとつの箱であることがとてもありがたい。
にじさんじの終わりについて(考えたくない)
Vtuber業界は年々裾野を広げている。にじさんじからは毎年新人が多くデビューするし、リアルイベントも毎年規模が大きくなっているが、きっと追いつかないくらい新規ファンが増えている。CDデビューするライバーも増えているし、今後も活躍の場が広がっていくに違いない。
しかしそこで考えてしまう。どれくらい、にじさんじは続くんだろう。1期生は7年目を迎えている。6年もJKで居てくれてありがとう。
10年目すら目前なようで、今後何があるかわからない。15年目まであと8年、20年目までは13年。そう考えると先が長すぎる。まずYouTubeは存続しているのだろうか?スマホはスマホの形をしているんだろうか?VR技術がもっと進化して、全人類にじさんじ化計画といわずとも全人類VR化計画は現実的なような気もする。
好きになって4年目、すっかりにじさんじが日常に馴染んでいる。
朝は寝ている間の配信がどの程度あったかチェックして、歌ってみたを聞きながら通勤する。仕事中は歌ってみたや雑談配信をBGMに作業する。昼休憩にはTwitterで本人のツイートやファンアートを見たり、公式のグッズ発表をチェックする。夜はテレビで公式番組やリアタイ出来なかった配信を流しながら家事をする。配信をBGMに寝落ちする。
休日はグッズを整理して見返したり、アクスタやぬいと出かけて友達と写真を撮る。
ここからどうやってにじさんじから離れられるだろうか。にじさんじの終わりに耐えられるのだろうか。
YouTubeの規約変更で、関係者の不祥事で、著作権などの関係で、コンテンツは簡単に見られなくなる。どれだけ視聴者が思い入れのあるコンテンツでも、生殺与奪の権を握っているのは決して視聴者ではない。ライバーですらないことだってある。理不尽だが、仕方のないことでもある。
卒業するライバーも、漠然と今年は多いような気がする。元1、2期生から卒業者が出たのはショックだったが、前向きな卒業が多く、彼ら(彼女ら)の今後を純粋に応援したい。今後どのライバーが卒業を選択しても、個人の人生が尊重されるべきだ。
つまり(まとめ)
どこまでも未来が広く、しかしどこまでも不透明な業界の最前線を進むえにから、最高のエンタメを提供してくれるにじさんじライバーの今を全力で応援していきたい。不確定な未来に怯えるより、にじさんじとともにどうしようもなく今を生きていたい。
そのうえで、こう願うことは辞められない。
いつか終わるとしても、決して叶わない夢だとしても、
にじさんじ、永遠であれ。
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