ダリル・ホール、『リッチガール』が生まれた背景は、パートナーのサラの元恋人! Daryl Hall “Rich Girl” Live on the Stern Show (2007)

ダリル・ホールは、日本では「ホール&オーツ」というドュオ名の、ホール、の方です。

このビデオは、ハワード・スターンのテレビ番組の動画です。

まず『リッチガール』の生まれた背景、その後に、ホールとティーボーンによるギター2本での『リッチガール』生演奏で構成されています。

ホストのハワード・スターンが、

「この曲を書いたとき、その女の子は本当にお金持ちの女の子だったんですか?

多分、あなたは彼女に振られたんでしょうね」

とホールに聞くところから始まります。

しかし、ホールは、一番初めに作ったときは、リッチガールではなく、リッチガイという歌詞だったと言っています。(0:07あたりから)

このリッチガイは、ホールの長年のパートナーである、サラの大学時代の元恋人のことです。

彼は、ファストフードチェーンを相続した大金持ちで、ある日、ホールとサラの家に来た時に、彼は、

「お金があるから何でもできる、自分は何をしてもいいんだ」

というようなことを言っていたそうです。

彼が帰ったあとに、ホールが、「He's a rich guy and he's gone too far...」と歌い始めました。

このgone too farの意味は、やりすぎ、という意味です。

彼が家に来た時に、高価なものを買ったり、ドラッグをしたり、パーティー三昧の生活をしている、という話をしていたのかもしれません。

その後、つづきの歌詞を考えているときに、リッチガイはよい響きじゃないね、ということで、リッチガールに変えたそうです。


この曲背景説明の後に、生演奏が始まります(0:54から)。

ホールは、年をとっても声量が落ちず、若いころと比べると声がハスキーになって、さらに魅力的になっている気がします(笑)。

このビデオを見るまで、リッチガールの歌は、お金持ちのおじさんに頼っている女の人、のことを歌った歌だと思っていました。

元になったのは、リッチガイだった、ということを知って、「えーっ!!」

さらにパートナーの元カレを歌にしたのかー!とびっくりしました(笑)。

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IUME@シンガーソングライター
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