SE/SIerとして早く出世するためのコツ① ~若手編~
今回はSE/SIerとして出世コツを共有します。
IT技術や業務知識を身につける、マネジメント手法を習得するなどいろいろありますが、今回はそれ以外で私が意識していたチョットしたコツを共有します。
自己紹介
大手SIer企業で、14年で部長職まで昇進しました。
その経験をnoteに発信しています。
詳細な経歴は下記を参照してください。
若手時代に出世するために考えていたこと
出世するために考えていたこと
若手時代に出世するために考えていたことは、
『今の上司が出世して、自分を引き上げてくれれば良いんだ!』です。
文言だけ見ると他人任せのように聞こえてしまいますが、違います。
文言を分解すると、
「今の上司が出世する」
→上司がさらに出世するための条件は何か?
→上司が出世していない原因は何か?
→上司が出世するために貢献できることは何か?
→上位上司は、どういう人が多いのか?
などを把握する必要があります。
「自分を引き上げてくれる」
→多くの部下から自分を選んでもらうためにはどうすればいいのか?
→昇進するための条件は何か?
→自分が昇進するのはだれが決めているのか?
→1つ上の役職の人はどのような人が多いか?
なども考える必要があります。
考え方の背景
どうしてこのようなことを考えていたかというと、
所属する会社が大きくなればなるほど、同期だけでなく先輩や後輩は数多くいると思います。
そうすると、「俺は順番待ちだから、役職が上がらないよ」「うちの部署は上が詰まっているんだよね。」と言っている人が何人もいました。
一方、若いながらも詰まることなく出世している人もいて不思議に感じていました。
出世する人と出世しない人を比較すると、出世する人はIT技術/マネジメントスキルも高く、売上目標なども達成しているのですが、出世しない人の中にも出世した人と変わらないぐらいスキルが高く、目標も達成している人もいました。
※もちろん、出世しない人の中にはスキルも低く、目標も達成していない人はいますが、そういう人は無視しています。
要は、大企業になると出世基準を満たしている人は多くいるけれども、1つ上の役職にいけるのは限りがあり、基準を満たせば全員仲良く出世できるわけではないと感じ取ったため、『今の上司が出世して、自分を引き上げてくれれば良いんだ!』という結論になりました。
補足:
結果として、入社当時の上司は出世することなく、私は出世しました。最終的には最初の上司と同じ部長職になりましたが、この考え方は大きく間違えていないと思います。
若手時代にこの考え方は、中堅になっても同じように考えていました。
出世するためのアクションリスト
考え方を伝えたので、今度はアクションの一覧を伝えます。
今後、他のアクションを思い出したら追記するかもしれないです。
優先度が高い順番で記載しています。
チームと上司の目標を把握する
目標設定と振り返りは全力で取り組む
自己管理は徹底的にする
雑務こそ早く終わらせる
なるべく残業はしない
上司が苦手なことを把握する
上司が出世できていない理由を考える
SE/SIerはIT技術やマネジメントスキルを高めることが大事です。
あくまでも上記のアクションリストは、横並びの社員から少しだけ目立つためのコツになるので、スキル向上を優先しなくて良いと勘違いはしないでください。
具体的なアクション
少し文字数が増えてきたので、具体的なアクションは次の記事にまとめたいと思います。
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