「えてしてファンの声は届かなかったりする瞬間」
はじめに
つまらない生活の隙間で、生きる活力をいただいていて感謝しかありません。また、自分の創造したもので生活ができている原作者の方々には恐縮ですが、少しでもお金を使っていきたいと思う、何かしらの、ただのファンです。日々、作品に対する色んな声があったりして、ファンの思う通りにしてばかりでは想像の域を出ず、規模の小さいコンテンツになってしまう。(のでしょうか)エンターテインメントの業界で、自分の世界を発信し続ける原作者の方々には、尊敬と感謝の気持ちを送り続けたいです。こちらの記事には「漫画の実写化」「待望の続編の取扱い」について、文章にまとめております。
アニメ「ハイキュー!!」の続編
週刊少年ジャンプで連載されていた、バレーボールを愛する少年の物語です。躍動感を感じさせる描写や小っ恥ずかしい台詞は、学生時代の私の部活にはありませんでしたが、毎週のキラッキラした青春の光景は眩しすぎました。原作が始まった2年後にはアニメが為され、2020年の原作完結までに、数年ごとのシーズン制によってアニメ化が続けられていて、原作の躍動感と青春が、本当に丁寧に描かれています。
次回のシーズンの放送が、いよいよ近づいているのかというファンの期待に反し、映画化の決定が案内され歓喜したのも束の間、「FINAL」の文字。単純に「映画」という言葉を受け取ると「残り2時間」という意味に取れますが、
アニメ化を残す原作の物語は、まだおよそ10巻弱あります。私は絶望しました。私と同じ思いの、ファンの言葉で溢れた公式twitterへのコメントは激情の嵐です。とは言え私はごりっごりのハイキュー!!ファンです。良いも悪いも飲み込む覚悟を持って、劇場に行くことでしょう。
スラムダンクの劇場版
めちゃくちゃ言われてますね。予告映像が流れれば呆気に取られるCG描写で非難。放映直前に知らされた声優全員交代でまた非難。とは言え、私の周囲でも、実際に映画館に観に行ってみたら良かった、感動したという声が確かに多いため、見慣れていないCGアニメ映像でも、90年代アニメ放送時からの声優変更を経ても、やはり作品としての底力を感じます。
ただ、映画放映後に前の声優陣から悲しげな声があったり、前の主題歌を歌っていたWANDSや、および過去のWANDSのボーカルの方が、前の主題歌「世界が終わるまでは・・・」の新たなPVをアップロードされてたりするのが、正直、「何この状況?!」という、もの悲しさを感じずには居られないです。(声優は前の方々、主題歌は世界が終わるまでは・・・でいいじゃんって無邪気な思い)
さいごに
「幽遊白書」「ドラゴンボール」「るろうに剣心」など、名だたる90年代の伝説の作品たちは、当時は色んなしがらみや、作品にとって納得のいかないような状況があるようなことがあったような記事を見かけます。そういったことから、現代のアニメ化にあたってもできることや、やりたいことを突き詰めた結果、往年のファンの予想とは違った結果になることは当然なのかなと思います。大晦日に吐露する記事ではないですが。よいお年をお過ごしください。