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INFJの「見たら確実に泣いちゃうから他人とは観たくない映画トップ10」

前回の記事でまふゆさんからコメントをいただき返信を
したところ、ncoさんから面白い提案が。

というわけで全力で乗っていきましょう!
といいつつ、映画じゃないのもあるし10個もないよ!タイトル詐欺だね!

マインド・ゲーム
2004年に公開された日本のアニメーション映画で、湯浅政明監督の長編デビュー作。

まずマインド・ゲームって知ってます?私のオールタイムベストなんですが、見たことない人がほとんどじゃないでしょうか。今日はこの記事を読み終わったらこの映画だけでも観てほしいです。
その中でも特に、ヤンというキャラの人生に共鳴して泣いてしまいます。ヤンの父親は借金を作って取り立てのヤクザから逃げるため、一家で夜逃げをするようなどうしようもない感じです。妹のみょんは生まれながらの美貌に恵まれたおかげで、それでも結構楽しい人生を謳歌していたんですが姉のヤンはそんな父親のせいで若いころから外に働きに出て一家を支える大黒柱的な存在でした。でも彼女は本当はとてもアーティスティックで、前衛芸術家のような自由な活動をしたかった人なんです。
長女で家庭の事情で抑圧されて本来の自分を出せなかった人生、妹のためになんでも我慢してきた。というところが自分に通ずるものがあり何回観てもヤンに泣かされてしまいます。
私はクリエイティブ系の仕事をしているので、そっち方面の自分を表現できないというのはすごくしんどかっただっただろうなと、悲しみのフラッシュバックが止まりません。

違国日記
ヤマシタトモコによる日本の漫画作品。家族関係や人間の繊細な心情を描いた物語。

違国日記は泣きすぎちゃうので読むのが大変な作品でもあるんですが、どういう涙かというとこんな感じです。

脳内会話
みぜの中のおかん人格
「槙生が朝に向き合うような関わり方でお母さんもみぜに関わってあげられたら、みぜはもっと楽な人生になったのになあ。ごめんなあ」←泣いてる
みぜ人格
「いやいいよいいよ、おかんの気持ちはもう伝わってるから。うち今楽しんで生きてるやん。もうその気持ちは手放していいよ」←慰める

つまりですね、私の中には自分の母親の人格が完璧にインストールされていて、母親は勝手にしゃべりかけてくるんですよね。で、私はまた泣いてるわーめんどくさ、と思いながら慰めてます。
なので違国日記を読んで出てくる涙は私じゃなくて母親が悲しみのフラッシュバックを起こして泣いてるんです。
うーん、自分で言ってても本当に意味が分からない。

ハンターハンター34巻で富樫が、「ヒソカはマチを殺そうとしたけど、僕が却下した」と語っています。
これと同じことをやっているということです。

ヤクザと家族  The Family
2021年に公開された日本映画。藤井道人が監督・脚本を務め、綾野剛が主演を務めた。ヤクザの世界を通じて「家族とは何か」を描いたヒューマンドラマです。暴力団という閉ざされた社会の中での人間模様と、時代の移り変わりが繊細に描かれている。

正直映画の内容はあんまり覚えていないんですが、中村努(北村有起哉)というヤクザが覚せい剤を打っているシーンでボロ泣きしたのでそこだけ強烈に覚えています。
かつてはヤクザが薬に手を出したら終わりなんて言っていたのに、時代が変わりどんどんシノギをできる場を奪われ、誇りも捨てて薬に溺れていく姿に映画を見ているうちに出来上がったヤクザ人格が悲しいやら悔しいやらで情緒がぐちゃぐちゃになって泣いてました。

とこのテーマを提示されたときにパッと思いついた3作品をピックアップしてみました。みんなは分かってくれたかな?ヤバい奴だと思われたくないので共感してくれたINFJの人はコメントください(笑)

INFJの方でもINFJじゃなくても、もしこのテーマ面白いなーと思ったらよかったら記事のネタに使ってください。
私みたいに映画以外の作品でも10個じゃなくてもいいので。

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