泣いても泣いても
泣いても泣いても悲しい気持ちはおさまらない。
悔しくて悔しくて情けなくて情けなくて自分を責めるばかり。
これから私はどうしたらいいのか?どの道を選択すればいいのか?
いくつかの道がある。全然わからない。わかっていることはひとつ。早く働かないといけないということ。
こんなことになろうとは思わなかった。こんなはずではなかった。
勢いで就活したら一社目で採用された。そこに飛び込んだ。
だけど、そこは違ってた。
はっきり言って私のような精神に障害をもつ人が働ける環境ではなかった。
それでも頑張らないとと思ったけど、それは自分を苦しめること。自分を追い詰めることだった。
なんでだろう?どうしてだろう?
どうしてこうなっちゃうのかな?
これじゃ、またあの頃に戻ってしまう。せっかく笑えるようになったのに。また笑えなくなっちゃう。泣いてばかりの毎日に戻りたくない。心から笑えるようになっていたのに。
上辺だけの笑顔。このご時世マスクをはめてるからまだいいけど、マスクをはめていなければ笑っていない表情がばれてしまう。隠れて泣いていたことがばれてしまう。
マスクをはめていてよかった。
多分だけど私の社会復帰は早かったんだと思う。
主治医も言っていたなぁ。
てもね、出たかったの。もう嫌だったの。我慢できなかったの。
他のA型に移ることも考えた。
だけど、それはやめた。
私だって、もう一度できるもう一度ちゃんと働けると思った。
「嫌で辞めてよそに行っても、また嫌になって辞めることになるよ」
そのとおり。さすが先生だ。お見通し。
でもねホントにも無理だったの。我慢できなかった。あんなこともこんなことも。嫌だった。もうこんなところ嫌だと思った。
何か嫌な出来事が起きる度、苦しくなって支援員さんに話してた。「どうしたの?」「なにかあったの?」などと聞いてくれるから、つい口に出してしまっていた。そしてその結果、口に出すんじゃなかったと後悔する。言ったことで居づらくなる。自分で自分の首をしめているようなこと。
口に出す内容は大抵普通の人たちにとってはどうでもいいこと。でも私にはきついこと。どうしようもなくきつかった。口に出さずにはいられなかった。
私はただ口うるさい人。面倒くさいひと。
どうでもいいことが気になってきつくて苦しくなる。
それを口に出してしまったことで更に自分を追いつめて居づらくなってしまう。
言うんじゃなかった。
全くもって生きづらい。
生きづらいと感じる私はどこに行っても働きづらい。
もう疲れた。
だけど信じたいの。いつかきっと。
明日は晴れるってね。