この人と仕事がしたい!!
「一緒に仕事をしたくなる人」と出会ったので書きます。
起
その人との出会いは、不動産交流会(飲み会)でした。
はじめに「自分の仕事について」を軽く話して、自己紹介を終わらせます。あとは、くだらない恋愛相談など仕事に関係のない話で盛り上がり、その日を楽しく終えました。(不動産交流会といっても、お酒の場はこんなものです笑)
とてもベロベロに酔っぱらったな。笑
さあ、翌日からは切り替えてアポ取り開始です。
交流会で出会った1人1人に対して、「仕事の話をするため」にお会いする日程を抑えていきました。
承
交流会で出会った1人に、「マンションを買い取る仕事」をする営業マンがいました。沖縄県出身で、穏やかで心優しそうな雰囲気をまとっています。(やはり印象とか雰囲気って大切。。。)
彼とは、新宿のコーヒーショップで待ち合わせました。ビジネスに繋がればいいと思い、「具体的にどんな仕事をしているのか?どんな仕事環境なのか?」二人だけの時間を取って、たっぷり話をしました。
転
マンションを買い取る彼に対して、私から相談を持ちかけました。「このマンションを買い取れませんか?」と。
すると、彼がこう返してきました。
「この戸建が建ちそうな土地、買えませんか?」と。
彼は、私が「戸建を建てるのが得意。」という話を覚えていたのです。交流会でさらっと自己紹介しただけなのに。
そして、私に対しても価値のある情報を提供してくれたのです。
彼は、戸建が建ちそうな不動産情報(私が求めている情報)を、ポケットに忍ばせていたのです。
結
やはり、仕事を一緒にしたいと思う人は「メリットを与えてくれる人」だと実感しました。
言い方を変えると「相手の立場にたって、相手の求めている事が分かる人」ですね。
彼の持ってきた情報は、市場に売り出し中の情報なので、めずらしい情報というわけではないのですが、わざわざ「私が求めている情報」を準備していたのです。
逆に言うと、なにも特別な情報を用意しなくてもいいという事です。だれにでも出来ることです。
大事なのは「相手が求めているコトを徹底的に考えて、自分から与える」コトだと思っています。
最後に
不動産仕入営業とかって、「土地情報を探す仕事」です。だから「自分が求める情報を相手からもらうコト」が必要不可欠になります。
ただ、それだけに捕らわれて「自分が欲しい情報だけを相手に求めて、自分のコトだけを考える」不動産営業が結構多いと感じています。
電話で「こんな情報を持っていませんか?」とか「こんな情報を探しています。」とか。
ただ、ビジネスの基本は「価値」と「価値」の交換です。いい不動産情報を手に入れる人は、「相手に対しての価値提供」を自然と行っている人が多いように思います。(自己啓発本みたいになってきた。。笑)
余談
例えば、新規営業先に対しても「こんなアプリが便利ですよ。」とか「こんな情報が入ってきました。」とか、何でもいいから相手に対して「タメになったなぁ。」と思わせるといいです。
やっぱり、私達のような不動産仕入は、不動産業者を相手にします。(不動産仕入はこんな仕事↓)
取引先に不動産業者が多いので、同業者から信頼を得ないといけないわけです。それに、不動産仕入のお仕事って「誰と仕事をするか」がすごく大事になってくるんですよね。
「こんないい情報が入った。〇〇となら仕事に繋がりそうだから〇〇に紹介してみよう。」みたいな感じです。
せっかくなら「あの人と仕事をしたい!」と思われるようなビジネスマンを目指したいですよね。
私も、新宿のコーヒーショップでお話した彼のように、相手の求めているモノを自然に与えられるようなビジネスマンになりたいと思いました。
今回は、「この人と仕事をしたい!!」というお話でした。