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恋愛にも仕事にも役立つ「言語化」

おはようございます。

木曜日7時に、不動産の仕入営業に向けて「ビジネスヒントになる内容」を発信しています。

今日は「言語化できると、いろいろと上手くいく。」という内容です。


『言葉のセレクトがうまい人』


わたしは不動産の仕入営業ですから、同業者とごはんを食べに行くことが多いです。(情報交換を兼ねて)

でね?

先日『中目黒』で、不動産会社の女性社長と、美味しい焼き鳥をご一緒させていただいたんですけど…

社長は、気品あふれる大人の女性で「さぞモテるだろう」と思ったわたしは、こんな質問をします。

わたし:「社長は、どんな男性が好みなんですか?」

社長:「んー…」

社長はアゴに手をあて、少し考え込むと、こう言うのです。

「言葉のセレクトが上手な人」

さすが、大人の女性ですよね。

大抵、好みの男性のタイプを聞くと「やさしい人」「かっこいい人」「高身長」みたいな、あっさーい答えしか返ってこないのに(笑)

その社長は、唯一無二で、独自の答えを返してきました。

その返しにこそ「言葉のセレクトがお上手!」と、唸ってしまいます。

聞けば

「普段から『素敵な言葉』に触れていないと、とっさに素敵な言葉をセレクトできないでしょ?」と、社長はいいました。

また

「『考え』や『想い』を伝える時に、適切な言葉をセレクトできるのは、相手のことを考えられる人。」とも言います。

社長いわく『言葉のセレクトが上手な人』は、日頃から人想いであり、魅力的な環境に身をおいている。

だからこそ、その男性に魅力を感じるのだそう。

「たしかに!」

わたしは、この話を聞いて「そういや『恋愛』も『仕事』も『言語化できる人』は、上手くいくよなー」と思い返したことがあります。

不動産の仕入営業に活かせるので、次の章も読んでみてください。

また、世の「非モテくん」も、恋愛に活かしてみてください。(笑)


言語化とは?


女性社長は『言葉のセレクトが上手な人』と言いましたが、いわゆる「言語化できる人」と解釈できます。

言語化とは『「見えない想いの部分」だとか「直感的なもの」を説明・伝達可能にすること』です。

言語化は『何を言うの?』であり、女性社長が言っていた『言葉の”セレクト”』そのものです。

「伝え方」と区別しなければいけません。

「伝え方」は、『枕詞(恐縮ですが)をいれる』とか『「〇〇しなさい」ではなく「共に〇〇しよう」が有効』

みたいな話ですが

「言語化」は、単刀直入に「どんな言葉をセレクトできるのか?」「何を言うのか?」です。

いくら「伝え方」という洋服を着飾っても、「あなた自身」というヒト(中身)そのものが魅力的でなければ、恋愛でも仕事でも評価されません。

よく

営業のハウトゥー本に「どのように伝えると、コミュニケーションが上手くいくのか?」がありますよね?

コミュニケーションの根本的な改善は、そんなことよりも、まず「言う内容そのものを変える」です。

「言語化スキル」です。

「どのように言うか?」よりも「なにを言うか?」なのです。


恋愛や仕事への活かし方


どこかで

ロンドンブーツの敦さんが「なぜ、異性からモテるのか?」というインタビューに対して、こう答えていました。

「言葉を扱う仕事を生業にしていたので『想い』とか『好きな気持ち』を、相手に分かりやすく言葉で伝えることが上手なんだと思う。おそらく、相手に響くんじゃないかな?」(こんな感じ)

さっきの、女性社長がいっていたことと同じです。

言語化できると、モテるんです(笑)。

戸建用地の仕入営業として、社内に対してプレゼンをおこなうシーンでも、言語化できるヒトは、評価されます。

たとえば

言語化できない人:「この土地は、利便性が高くて、まわりにも高級な住宅街が多いから、相場よりも高く仕入れるべきです!」

言語化できる人:「この土地は、駅までの距離が徒歩10分圏内かつ、最寄り駅は3路線交わるターミナル駅です。高級住宅街なので、仕入れができると、富裕層に対する当社の宣伝にも繋がります。」

どうでしょう。

どちらも、発言内容に差異はありません。

「利便性が高い」を、きちんと言語化できれば「徒歩の距離」や「最寄り駅の特徴」を具体的に説明できています。

ほかにも

「宣伝」という言葉をセレクトすることで、高級住宅街を仕入れるメリットを、会社の目線から、独自の視点で伝えています。

説得力が段違いですよね?

わたしは、芸能や広告の仕事にも関わりがあるから、言語化の重要性を強く実感しています。

かれらは、不動産とは違って『目に見えないモノ』の魅力を伝える必要があるから、日頃から、言語化するスキルを磨いているのです。

現に

コピーライターの仕事は、「95%が、言語化する作業」だといいます。

クライアントの発言内容や想いを、「どのように伝えるか?」ではなくて…たくさん質問することで「なにを書くか?」「なにを言いたいのか?」適切な言葉を探し続ける、と言います。


「言語化する」には?


コロナで、高圧的な上司とも距離をとった「リモートワーク」が可能になりました。

となると

新人にも、発言する頻度が増えたり、ビジネスシーンの先頭にたつことが増えた。

つまり

「言語化する能力は、重要性を増した」と言えます。

でも、とっさに質問されたときに、「適切な言葉が出てこない」とか「思ったことを言葉にできない」なんてことは、わたしにもあります。

”だから”です。

”だから”、このように記事にして、自らの想いや感じたことをアウトプットする習慣を身に着けています。

言語化は、トレーニングすることで、誰でもできるようになるのです。

あなたは

知らずのうちに、無意識に、生活するなかでおおくのことを感じています。

「悔しい」「恥ずかしい」「嬉しい」など…これらの感情をアウトプットしないと、感じたことに気づけません。

ようするに

無意識に感じたことが、なかったことになっています。

なので

気づいたことや感じたことを、日頃から、その場でメモしておき、後で紙に書き出してみたり、SNSで発信してみるといいでしょう。

これが「言語化できるようになる方法」です。

『起きたこと』を書いた後に『感じたこと』を書き、さらに深掘りして「なぜ、そのように感じたのか?」を書き連ねていきます。

すると

「なぜ、そのように感じたのか?」には、あなたの過去の体験や環境が関係していることが分かります。

自分で腹落ちしていきます。

このように、アウトプットを続けることで、あなたが無意識に感じていたことが明確に自覚できて、どんどん適切な言葉をセレクトできるようになります。

冒頭に『言葉のセレクトが上手な人』は、日頃から人想いであり、魅力的な環境に身をおいている。」と書きました。

逆説的ですが…

あなたの環境や体験に魅力があれば、あなたが発言する言葉には「色気」「説得力」「深み」が生まれるはずなのです。

仕事で評価されますし、モテ営業になれるかもしれません。

是非、言語化するスキルを身に着けて、仕事や恋愛に役立ててください。



PS...

先週書いた記事(購読者限定の有料記事)ですが、無事に契約が確定しました。

やりました。

7月も頑張ります。

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Dev🏠
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