不動産業界の若者はSNS発信がしずらい?
今回は、不動産業界の若者は、SNSの発信がしずらいのではないか?という記事を書きます。
なぜ発信しづらいと思うのか?私の答えは「偉い人に怒られそう」だからです笑
今の時代のビジネスに不可欠なSNS
さて質問です。
「不動産仕入営業はSNSを活用したほうがいいでしょうか?」
(「不動産仕入」のお仕事はこんなこと↓)
こたえは「YES×100」です!
なぜなら、「集客」が必要な仕事だからです。情報収集能力の高さで契約数が大きく左右します。それに仕入の仕事は、”会社”というより”人”に情報が集まります。個人のSNSアカウントを使って集客するコトが充分可能です。
だから、「契約していくためにはSNSを活用したほうがいい」んです。
反対に「学校の給食をつくる料理人」とか「消防士」とかは、集客するためのSNSアカウントは必要ないですね。
SNS集客して出来るコト
①収入源確保
②信用度のみえる化
①収入源確保
集客できていれば「ビジネスセンス」で、どうにでも収益化できます。
SNSからDMで相談があれば「実際に会って契約に繋げる」。困った時には、「フォロワーに相談して助けをもらう」とか色んな利用方法がありますよね。(実際に、私はSNSキッカケで売買契約しています。)
②信用度の見える化
フォロワーが多いと「発信力が強い」と見られます。それがステータスとなり「新人でも、なめられなくなる」というメリットになります。現実問題、新人の頃はまともに相手にされないコトが結構あるのでフォロワー数で権威を保つみたいな使い方ができますね。
不動産業界の名残
さて、長くなりましたがメインテーマです。笑
不動産業界では、未だに「体育会系っぽい」企業が存在しています。良くも悪くも「組織の偉い人が言うこと」が絶対である風潮です。
SNS集客するためには、自分のコトを発信していく必要があります。でも、「もし目上の人にバレたら」と考えると、やはり実名で活動するのはリスクがありますよね。
つまり、不動産業界の若手はSNSの発信がしずらいのでは?と思うのです。
不動産業界歴が長い人の中には「若者が一丁前に、自分の意見を述べて偉そうに」とか言う人もいます。
昔の名残が残る会社では「笑って仕事をしていると怒られる」こともありますよね。「営業で結果を残していない社員は、歯を見せるな!」というやつです。
SNSを見ている年代
そんな恐れ多い不動産業界でも(笑)、SNSを積極的に活用して「不動産の仕事を楽しんでもらいたい!」という気持ちが私にはあります。
でも「これをやるといい。」と無責任にアドバイスしても大抵の人はやりません。分かります。どれくらいリスクがあるの?とか思いますよね。
だから、「SNSが上司にバレる可能性がどのくらいあるか」データをもとに考えてみます。
まずは「Tik Tok」
40代男性ユーザーが飛び抜けて多いです。若い女性を見れるからですね。笑(一番バレそう。。笑)
ハイ次「Twitter」
20代の男女が一番多いですね。40代〜50代の男性ユーザーも多く使用しているので、上司に見つかる可能性がこれまた高い。
「You Tube」
これまた40代男性ユーザーが多く見てます。
ハイ結論。オワタ。。。。
男性の40代みんな結構SNS利用しています。
20代新人の上司世代です。SNSを実名でやるならバレる覚悟でやって下さい!笑(私は顔を隠してやることにしました笑)
このデータは、海外企業の日本でのビジネス拡大を助けるマーケティング会社・edamame JapanがSNSの人口統計を公開したもの。2021年4月
SNS×不動産仕入
ただ、発信しずらいと嘆いているだけでは何も始まりません。
「SNS×不動産仕入」でどんなコトができるのか書きます。(一つの例として参考程度に見て下さい)
▼不動産営業する時の様子を動画配信します。(営業する様子を改めて分析できるので、営業方法の改善にも繋がる)
▼視聴者ウケがよくて集客できたとします。そしたら、「どんな不動産を買いたいか?」アンケートをとります。(SNSアカウントでマーケティング調査が可能になります。)
▼土地探しは、フォロワーにも協力してもらいます。(営業力が強化されます。)
▼SNS集客で収益化できたら、その収入を「建築費」にあてます。(SNS収入が100万円だとしたら、建築費−100万円)
▼すると、どうなるか?土地を高く買えます。つまり「他社より良い買取値段が出せるのです」
(※このからくりは、同業者なら分かるのでいったん省略)
▼建売の「建物ができるまで」を動画編集して、建売購入者へプレゼントします。(顧客サービスや付加価値の提供になります。)
▼そんなサービスをフォロワーへ告知します。(販売促進、会社PR)
こんな感じで、SNSを使ってどんどん仕事を回していけるのです。
若者にも「どんどんSNS集客をすすめて、ビジネスに活用できる考え方」を教えてくれる不動産業者が増えるといいですよね。仕事も楽しくなりそうだし、なにより不動産会社だってフォロワーが多い営業マンを抱えるとメリットが大きいはずです。
今回は、不動産業界はSNSの発信がしずらい?でも、メリットがたくさんあるからドンドン挑戦してもいいのでは?という内容でした。
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