不動産業界✕お酒の場
どうもイットさんです。
私は、土地を買って戸建を建てています。
いわゆる不動産業界に属しているわけですが、この不動産業界というのは『お酒の場』が好きな方が非常に多いです。
だから『不動産業界✕お酒』をテーマにした記事を書くコトにしました。
今回の記事で伝えたいことは『お酒の場をあなどらないでね?』というコトです。自戒の念を込めて。。。
お酒の場
まず大前提として、私はお酒の場が大好きです。
コロナ禍で、いきつけの飲食店が潰れて大ショックを受けました。
私が、お酒の場を好きな一番の理由は『人となりを知れる』からです。
人の数だけ、『考え方』や『生き方』の数がありますよね?
そんな、『他人だけが持っているストーリー』とかを聞くのが大好きなのです。
私には無い発想とかを聞けたり、変な化学反応が起きたり、お酒をキッカケに多くの刺激をもらっています。
私自身、根っこの部分には、とても臆病で人見知りな自分がいます。
だから、お酒のチカラを借りて『自分の意見』や『考え』を話すことが少なくありません。
もう、ファミレスのJKみたいに何時間でも居座って、ペチャクチャとお喋りできちゃいます。笑
そして、そんなコトを繰り返しているとこんなビジネスに繋がったよという話が、次のテーマです。
ビジネスのキッカケ
お酒の場で、ビジネスに繋げる人達をたくさん見てきました。
かくいう私も、多くのビジネスに繋がっています。
とある不動産経営者が、行きつけのスナックで女性からこんな相談を受けていました。
「私、飲食店を開きたいの。いい賃貸物件ないかしら?」
これを聞いた不動産経営者は、すぐさま賃貸物件を紹介して契約していました。そして、その飲食店は大成功。
その飲食店を、不動産経営者は他のお客様との『接待場所』として活用しています。お互いにウィンウィンですね。
私の場合では、不動産業者とのお付き合いで飲んださきで『転職エージェントと仲良くなった』例があります。
個人的に転職支援事業を行っている人に、私の交友関係の広さを買われました。(勝手にそう思っています。)
転職したい人って今の時代たくさんいて、よく相談を受けます。
そんな人には、仲良くなった転職エージェントを紹介しています。
ほかにも保険会社の社長とグランピング事業を企んだり、動画制作事業のお手伝いをしたり、、、全ては『不動産業界✕お酒』がキッカケです。
緊張感が生まれにくいお酒の場において、『今どんなビシネスを仕掛けているか?』とか、『こんなコトに困っている』とかって話が結構おおいです。
まだ固まりきっていない新鮮な話が多かったりするので、ビジネスに繋げたい人は、アンテナを張っておくといいですよね。
お酒の場での立ち振舞い
そんなお酒の場において、私には思うコトがあります。
それは、『お酒の場での立ち振舞いで、その人の能力が大体分かってしまう』というコトです。
3つほど例を挙げます。
■お店の段取り
コロナ禍においては、特に『お店の段取り』能力が問われると思っています。
デートにしても、接待にしても、他人に気を配ったお店選びが大事です。
(お店選びができないとか予約できない人がいるが、それは論外。。)
つい最近、カウンターで飲んでいると、隣に『マッチングアプリ』で出会う男女二人組のお客様がいらっしゃいました。
見た目から30代半ばの男女です。(大人デートだ)
店内の様子は大衆酒場の雰囲気がありました。
活気がある店内には、スタッフの「いらっしゃい!」とか「お疲れ様です!乾杯」という掛け声が響いています。
女性はあきらかに不機嫌な様子でした。
コロナ禍において『大声で喋る必要がある空間』に不快感を示しているのです。
このお店は常連が多く、初めて会う異性との食事には不向きなお店でした。結局二人は30分で、お店を後にしています。
飲む相手やシチュエーションによって、最適なお店を段取りできない人は「思いやりの気持ちに欠けている」と思ってしまいます。
■卓上でのささいな気遣い
たまにですが『料理を取り分けられない』とか『近くのモノを取ってあげない』みたいな、卓上でのささいな気遣いが全く無い人を見かけます。
私は、わざわざ指摘することはありませんが、不動産業界の現代の経営者は、必ずそういうところを見ています。
やらないよりやったほうがいいのです。
それに、『取り分ける行為』は、思っているより難しくて、練習しないと出来るようになりません。
『全員に対して』『同じ分量で』『均等にドレッシングが行き渡るように』サラダを取り分ける必要があるのです。
『ダウンタウンのガキの使い』で、ココリコの田中さんが、バーミヤンで均等にお皿に取り分けるシーンがあります。
あれは日頃から、先輩芸人に対して料理を取り分けているから出来るのです。
■そのほかの立ち振舞い。
『初対面の人を呼べる人』は、その場に『出会い』というメリットを与えるコトができるから強い。しかも、そういう人は『初対面同士の場をとりもつことが出来る自信』があるわけで、普段から鍛えていないと容易に身に付くスキルでは無い。
とか
『カラオケで一曲目を入れるコトが出来る人は、気遣いが出来る人』である。
なぜなら、誰も入れたがらない一曲目をあえて入れて、周りに歌いやすい環境を作っているから。(ただの歌いたがりの場合もあるけど。。笑)
とか笑
お酒が絡むシーンにおいて、他人の立ち振舞いを観察することで、その人の能力値の高さを知れるのです。
終わりに
以上のように、お酒の場にはチャンスがたくさん詰まっています。
お酒の場で人生を変えた人だっています。
不動産営業マンは、そんな飲食の機会をおおいに活用してもらって、ビジネスに繋げていただきたいです。
なんなら昼間の営業活動より、お酒の場にチカラを入れたほうが不動産の契約が取れちゃったりするかも。。なんて思っていたりもします。
最後に、業界経験が浅い人でも、すぐに使えるテクニックをご紹介します。
(というか、私がよくやっている)
例えば、『仲良くなりたい人と同じお酒を飲む(ミラーリング効果)』とか
『仲良くなりたい人の正面に座らない(スティンザー効果)』とか
『あいづちで相手の気持ちをよくする(バックトラッキング)』とか
やっている人は自然とやっています。
飲み会の場がチャンスに繋がると知っている人は、その場をただ楽しむフリをしながら、ちゃんと考えています。意識しています。バカみたいに飲んで終わりにしません。
『お酒の場をあなどらないでね?』です。
この記事をキッカケに、新たな発見や気付きがありましたでしょうか?
なにか、読者様のチカラになれば幸いです。
ただ、私自身、お酒の失敗が多くあるので、飲み過ぎには気を付けるようにします。お互い健康に気を付けて、お酒を楽しみましょう。
ではまた\(^o^)/