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コロナで海外都市計画すごい

どうもイットさんです!
いつも『悩める不動産業界の営業マンに向けて』記事を書いています。
今回は『コロナウイルスの影響による不動産業界のうごき一例』を書きます。
あと個人的な考察を最後に少し。。

ではどうぞ。

都市計画

非営利団体「The Trust for Public Land」による「10−Minutes Walk」計画をご存知でしょうか?

これは『2050年までに、全米都市に住む100%の人が、駅から徒歩10分以内に緑地や公園を利用できるようにしようぜ!』という計画です。

この都市計画は、コロナウイルスによる運動不足やメンタル不調の改善を目的にしています。(素晴らしい都市計画だ。。。)

すでにサンフランシスコでは「人々が距離をとりながら運動ができる」ように、閉鎖したゴルフ場が公共緑地に整備されたようです。

スウェーデンでは『15分都市計画』も提起されています。
これは『自宅から、徒歩か自転車15分以内で、日常生活の必需品を購入できるような町づくりを目指そうぜ!』というものです。

ロックダウンの影響で生活に困った経験から、車に頼らなくても生活できる環境を再構築しているとのこと。
(一周回って、車移動の不要な都市計画が進んでいると考えると面白い。。。)

賃貸からみる

アメリカのシアトルに本社を置く『Zillow(ジロウ)』は、パソコンを操作して内見を可能にする「3D Home Tour」事業が好調です。
アメリカの不動産業界では、数年前からドローンを利用したりと、バーチャル内見にチカラを入れる様子がありました。

コロナ禍でも、不動産売上がそれほど減少しなかったとか。

国内では、『イツデモ内見』が代表的でしょうか。
高画質360℃のパノラマバーチャル内見ができます。

個人的な肌感覚では、賃貸は未だに店舗来店型の内見が多いと感じていますが、東京都や主要都市部に引越したい人は、こういった新たなテクノロジーに抵抗が少なそうだから、今後は利用者が伸びていくと思っています。

観光・宿泊からみる

国内では、星野リゾートが『貸し切りプラン』なるサービスを続々と打ち出しています。

星のや東京では、「ホテルのワンフロアを貸し切って安全にお過ごし下さい。」みたいなサービスもありましたし、ほかにも貸切船や貸切風呂など、貸切サービスを高額で提供しています。

おうち時間を大事にするようになり、知人と過ごす場面にお金をかけるようになったコトに対して目をつけたビジネスですよね。
高額でも貸切サービスには需要がありそうです。

テレワークは?

テレワーク総合ポータルサイトの調査では、各国のテレワークの普及率は、アメリカで85%、イギリスで38.2%、ドイツで21.9%、フランスで14%とされています。この調査では、日本は19.1%となっており、ドイツより若干低い程度です。

未だに日本は、テレワークの普及率が海外に比べると少ないですね。
「上司の目の見えるところに部下を置いておきたい」とか「何をやっているか分からない」とかの理由で、出社する営業マン達をたくさん見ています。(私もその1人w)

個人情報の保護とか、書類への捺印だとか、おおくの理由で出社させる日本企業は、現時点では、良くも悪くも『世界の波には乗れていない』と考えていいでしょう。

コロナウイルス

私は、コロナウイルスみたいなパンデミック(世界的な病気)は世界と比べる視点が大切だと思っていて、例えば今日のニュースにあるような『東京都感染者数、過去最多4,000人以上』をまともにくらっちゃうと冷静な判断ができないよ?と言いたいわけですな。

感染者数の人数が過去と比べて増えたけど、重傷者や死亡者の人数は?海外と比べたら多いの?検査した人数が過去と比べて増えたの?みたいな本質的なところが分かりません。(インパクトがあるので、私がメディア側なら、この報道方法で視聴率を稼ぎますが。。。)

それと、『日本人の、変化に対応する能力の低さ』も問題視しています。
前の章にもあるように、日本のテレワーク普及率が海外に比べて少ないし、不動産業界では未だにFAXがメインです。
夏に、スーツとネクタイで出勤の会社もあります。
(まあ、ここまでくると不動産業界っぽくていいのかもしれないですが。)

それと『我慢する文化』みたいなのも根付いていますよね。
「コロナがはやく収まって欲しい」と嘆くばかりで「どうやってこの状況で楽しく生きていこうか?」みたいな考え方が少ないように感じます。

海外では『楽しむ』ことを優先して、工夫して様々なビジネスアイデアを生み出しています。
イベントも満席だし、コロナと共存している印象の海外と違い、日本はオリンピックを例にみても『無観客にして安全第一!とにかく我慢や!』です。

私は、2020年3月から、ウィズコロナと判断して飲食店に出向いていました。(もちろん、三密を避けて)
当時は、親戚や同年代の知人にボッコボコに言われたな。
みんなが自粛しているから
遊ぶ私が不謹慎ということです。
当時と「緊急事態」という状況は変わらないのに
今、めっちゃみんな飲んでいるよなぁ!怒(笑)

というコトで
人それぞれ考え方はあるもので、極端にコロナを怖がる人の気持ちも理解できますけど、少し冷静になってもいいのでは?という訴えでした。

あと、良くも悪くもコロナをキッカケに『不動産✕テクノロジー』が日本でもすすんでおり、今後おおくの新規参入サービスが登場するコトでしょう。
私の知人も、代表として新サービスを誕生させていたので、今度メッシでも行きながら話を聞いてみようと思っています。

個人的には、「海外の都市計画の動きが、遅れて日本にやってくる」と思っていますので、やはり『駅距離10分圏内の不動産の需要は半端ないぜ!』という結論にいたります。

ではまた。\(^o^)/

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Dev🏠
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