1つの会社でも『10人10色』の仕入営業がいる。
おはようございます!
毎週木曜日に、不動産の仕入営業にむけて「ヒントになる内容」をお届けしていますが、先週分をとばしてしまいました。(すみません)
いままでは「習慣」でしたから苦ではなかったのが、宅建をはさんで”お休み”したのが原因です。
習慣づけして、体を慣らして、毎週更新を続けていきますね!
早速、本題にいきます。
仕入営業の考え方は『多種多様』である。
わたしは、一都三県で戸建用地の仕入をしています。
「ベンチャー企業」から「準大手企業」まで、大小さまざまな組織に属したことがあり、おおくの同業者(仕入営業)と接してきました。
で
思うのが「仕入の考え方は多種多様だ」ということ。
仕入営業のあなたは、コレを理解しておくと、ビジネスが結構うまくいきます。
1つの会社でも10人10色の仕入営業がいる。
「仕入れ営業は多種多様である」とは、つまり、「考え方に『ムラ』や『バラツキ』がある」ということです。
お笑い芸人である「爆笑問題の太田光さん」は、インタビューでこんなことを言っていました。
「漫才にセオリーは、ない」
歴史の浅い「漫才」に伝統もなにもなくて、「漫才とはこうだ」なんていう正解は無い。
不動産の仕入にも似たようなことがいえて…
わたしは、他の記事でも言っているのですが、仕入営業に正しい営業手法とか、マニュアルって無いんですよね。
飛び込み営業にこだわってもいいし
ネットから情報収集するのもいいし
飲み会やゴルフで交流を深めるのだっていいでしょう。
くわえて
「成果」の捉え方も、ひとそれぞれですよね。
「利益が大切だ」
「買付の数にこだわるべき」
「契約の数をこなさないといけない」
仕入にはいろんな評価軸があって、属する組織によっても割合が変化します。
みな、それぞれ「仕入とは、こうだ!」という持論をもっているもので、「なにが正解か?」は、タイミングや組織体系によるのです。
「価値観」と「背景」を把握しておく
今日、一番いいたいのはココで…
冒頭に「仕入営業の考え方が『多種多様であること』を理解しておくと、ビジネスが結構うまくいく」といいました。
なぜか?
『「働き方」と「取引先」の幅が広がる』からです。
あなたが内向的な性格で、あまり人と接することが得意ではないとしましょう。
でも
仕入で結果を残すことが可能です。(細かい内容は、わたしの過去記事へ)
「わたしは、シャイな性格だから、仕入営業には向きません。やめます」っていう人を見たことがあります。
でも
いったい、だれが、「シャイだと仕入ができない」なんて決めたんでしょうか?
仕入営業の考え方(在り方)は多種多様で、別に、対人関係が苦手でも、結果を残す営業は多くいます。(もっと、外の世界に目を向けてみてください。)
あなたに向いている手法で、仕入営業をおこなえばいいんです。
仕入の目的は「利益」「社会貢献」で、そのための手段は多種多様。
あなたに合う方法で目的を達成すれば、毎日が苦でなくなり、ワクワクした毎日を過ごせるはずです。
矢印を「取引先」に向けてみましょう。
じゃあ、オープンハウスを例に…
仕入営業は、「利益」だけにこだわって仕事をしているでしょうか?
否
オープンハウスは「契約数」にこだわっている印象です。
かれら(仕入営業)は、スピード感や契約数にこだわっているから、決算が近づくと、一斉に(薄利でも)在庫を処分します。
その、一斉処分のタイミングでを把握して、オープンハウスの土地を買い叩く仕入営業もいるのです。
まさに、仕入営業同士の取引で、オープンハウスの「価値観」や「背景」を理解しているからこそ、そこに手を出すことができています。
逆に
ひとつの価値観だけで仕事をしていると、「仕入から買おう」という発想になりません。
「仕入営業は、利益にこだわる」という思い込みは、取引先を狭めます。
上司のケースでも…
「レインズから買うなんてけしからん!」もいれば「飛び込み?非効率だ!」もいるので、はじめは、上司の価値観や考え方を把握するべきです。
買付の数にこだわる人もいるので、その場合は、買付をおおく出すことで評価につながります。
それが、後に社内で稟議を通しやすくなったり、仕事を進めやすくなったりするのです。
とにかく
仕入営業の考え方は「多種多様だ」と認識しましょう。
すると、「仕事の幅」も「可能性」も広がって、ビジネスが結構うまくいきます。
では、今日もみなさんがんばりましょう!
また来週!