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「今行ける時行っとこ!」と、晩秋のロンドンン・パリへ行って参りました。 英語のレベルは想像力とボデイランゲージ勝負。 アラカンの私、感じた事など綴ります。 中国語通訳案内士(ガイド)/ 京都在住/

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自己紹介

「今行ける時行っとこ!」 コロナ終息後 アラカンの心境です。 2023年秋、ロンドンン・パリへ行って参りました。 英語のレベルは想像力とボデイランゲージ勝負。 今回の旅行を始め、感じた事など綴ります。 京都の事も ゆるゆるご案内してます。 「今日京都:ゆるゆる散歩-today Kyoto」:www.facebook.com/kyototoday88 /中国語通訳案内士(ガイド) / 国内旅程管理主任者(添乗員) /京都検定2級・世界遺産検定2級 /京都在住/写真好き/書道

    • おじいちゃんのスリッパ:ほんまのお話。

      先々週 おじいちゃんが大きな病院に転院した。 ”おじいちゃん”と言っても私のおじいちゃんでもなく、 夫の父親・舅(しゅうと)である。 もう同居して二十年以上、子供達から見ておじいちゃんなので、 ずっとそう呼んで来た。 先々週、おじいちゃんが大きな病院に転院した。 その次の日、前の病院から電話が有った。 「スリッパ、忘れてますよ~。」 ちょうど病院の手続きも残っていたので、 翌日ついでにもらいに行った。 受付で名前を言う。 事務員さんは、「ああ。」と言って、 床の隅に置か

      • 京都・有栖川散歩:禊ぎの神社に行き着いた

        ◎地図だけ頼りに 川沿い散歩 たまには、 ガイドブックから離れて、 思いつくまま散歩したくなった。 川沿でも行ってみよう。 京都なら鴨川、桂川、高瀬川等が有名だ。 しかし、今回は、あまりガイドブックには載っていない様な川がいい。 地図を広げて探してみた。 ◎「有栖川」 京都らしい雅な名前の川:「有栖川」を見つけた。 嵯峨の山から、南に下って桂川に合流している。  ◎有栖川を四条通から出発 川沿いを30分くらい北に上ってみた。 ◎野鳥がいっぱい 四条通りあたりの

        • 美し過ぎる!ロンドンの博物館カフェ

          ◎ミュージアムカフェに うっとり ビクトリア・アンド・アルバート博物館(V& A博物館)は、ロンドンの国立博物館。 19世紀のイギリス人デザイナーウィリアムモリスのコレクションが充実している。 モリスが手がけたモリスルームのカフェも楽しみに出かけた。 ①The Gamble Room (ギャンブル・ルーム) ガイドブックを信じ、 ここがモリスルームのカフェと疑わず、“さすがモリス!”とひとしきり感激していたら、 後で博物館のガイドさんから、 違うと言われた。  ガ

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        自己紹介

          ダイアナ元妃を偲ぶ:ロンドン・ケンジントンガーデンズ

          ◎ケンジントン・ガーデンズ 11月初旬、 ロンドンを発つ前に、 秋深まるケンジントン・ガーデンズを散歩した。 ここは、 ロンドン・ハイドパーク西に隣接する王立公園で、 ダイアナ元妃が住んでいたケンジントン宮殿がある。(テーマ上:写真) 1997年、 彼女が亡くなった時は、 多くの人達が携えた花束で、 この辺りいっぱい埋め尽くされていた。 ニュースで見た事を、 今でもよく覚えている。 宮殿を目の前に、 ダイアナ元妃に思いを馳せる。 ◎Netflix「ザ・クラウン」

          ダイアナ元妃を偲ぶ:ロンドン・ケンジントンガーデンズ

          パリの吉本新喜劇:Mr.ノープロブレム

          パリのオペラ地区で ムール貝で有名なお店に行った時の事。 お店に入ると、 「ハロー!」 珍しく英語の挨拶で、 陽気なギャルソンが対応してくれた。 「予約されていますか。」 「いいえ、していないとダメですか。」 「ノープロブレム! (No,problem.)」明るく笑って、テーブル迄案内してくれた。 隣のテーブルには、 中国人カップルがいて、 この店看板メニューのムール貝(ポテト付)と、 何かもう一皿食べていた。 メニューを見るより、 実物を見る方が確かだ。 彼らが注

          パリの吉本新喜劇:Mr.ノープロブレム

          パスワードを押せ!:ロンドンのカフェトイレで

          私の英語は稚拙だ。 単語を羅列するだけで精一杯。 先月ロンドンに行った時の カフェのトイレでのお話。 大英博物館を 朝一番に予約し、 すぐ近くのカフェで朝食をとった。 お店の人達は、 みんな明るく、 朝からキビキビと働いている。 気持ちの良いカフェだった。 カフェ内は、 場所柄なのか、 私達の様な観光客だと容易に想像できる人が多かった。 そのせいか、注文する時も、 ゆっくりとした英語で話してくれた様な気がする。 食事を済ませてから、 隅にあるトイレに向かった。 ロ

          パスワードを押せ!:ロンドンのカフェトイレで

          福田美術館(嵐山)の仔犬たちにほっこり。

          師走の嵐山で 福田美術館の「ゼロからわかる江戸絵画」を鑑賞。 ◎若冲、応挙、蘆雪の仔犬たちにキュン・キュン 数ある素晴らしい作品の中から、 特に仔犬に目がいった。 犬好きにはたまらない。 目尻が下がりまくっていたと思う。 作家によって、仔犬の雰囲気が全然違った。 1.若冲の「仔犬図」 ちょっとアニメチックな感じ? 目つきがたまらない。 2 蘆雪の「猫と仔犬」 ちょっとブサカワいい仔犬達。 なんか言ってそう。 3 応挙の「竹に狗子図」 この仔犬達に会いたかった

          福田美術館(嵐山)の仔犬たちにほっこり。

          パリのバス:ルートが急に変わる?

          バス最高!パリ旅行では、バスを使った。 運転手さんがいるし、何かあれば安心だ。 外の景色も見られる。 幸い渋滞にも巻き込まれず、 あちこちスムーズに移動できた。 メトロが怖くて乗れない私は、 「バス、最高!」と喜んでいた。 しかし、ひとつ気になることが有った。 あるガイドブックに、 「パリのバスは急に行先を変える事が有ります。」と、 日本では信じられない注意書きが載っていた。 旦那サンに伝えると、 「そんなん、あるはずないわ。」と相手にされず・・。 しかし、ガイドブック

          パリのバス:ルートが急に変わる?

          【パリで聞いた日本語】:「召し上がれ」

          パリ旅行の間、 カフェでよく聞いた日本語がある。 「召し上がれ。」 しかもどれも語尾を上げた流暢な日本語だった。 フランス語では、ボナペティ(Bon appétit)と言うらしいが、 フランスでは日常的に言う習慣があるのだろうか。 日本のレストランでも、 あまり聞かない日本語を、 パリのカフェで聞くとは思いもよらなかった。 「どうぞお召し上がり下さい。」なら、 高級料理店では聞いた事があるかもしれない。 しかし、気軽なお店ではなかなか使わない言葉だろう。 最初は一

          【パリで聞いた日本語】:「召し上がれ」

          【パリでメトロに乗るなら】このフランス語覚えてね・・"ましゅぱ!" 

          パリ到着時、 現地ガイドさんの一時間だけのパリ案内サービスがあった。 コロナ終息後の今のホットな情報を、 教えてもらえるのもいいと思い参加した。 まず最初に、 みんなでメトロの駅に行って切符の買い方の説明を受けた。 ガイドさんは開口一番、 「メトロに乗るなら、必ずこのフランス語を覚えて下さいね。 それは・・ "ましゅぱ!″です。」 「ましゅぱ??」 意味は「使えない。」 乗り物に乗るのに、 どうしてこんな言葉を覚えなくてはいけないのだろう。 ガイドさんによると、 メ

          【パリでメトロに乗るなら】このフランス語覚えてね・・"ましゅぱ!" 

           大英博物館で再会・・ドイツ人お爺さんと「一期二会」(2-2)                                        

          ・・前回「ロンドンの美術館で《東山魁夷》を想う」の続き・・ 世界の人口は80億人だと言われていますが、 遠いイギリスに行って、 美術館で知り合った人と二日続けて出会うなんて、 どんな確率なんでしょうか。 これも何かのご縁でしょうか。 しかも現地人ではないドイツ人と・・・。 お爺さん発見ロンドンのナショナルギャラリーで、 見ず知らずのドイツ人お爺さんから、 親切に絵をレクチャーしてもらった翌日に、 大英博物館開館前の行列の中で、 そのお爺さんを発見したのでした。 なぜか遠

           大英博物館で再会・・ドイツ人お爺さんと「一期二会」(2-2)                                        

          ロンドンの美術館で《東山魁夷》を想う・・・展示されてもいないのに(2-1)

          ロンドンにある「ナショナル・ギャラリー」は イギリスの国立美術館。 4年前初めて参加したパックツアーでは旅程に無く、 今回のイギリス・リベンジ個人旅行で最も訪ねたかった所のひとつ。 2023年秋、 はるばる念願のナショナル・ギャラリーに来て、 一枚も展示されていない東山魁夷の話が出てくるとは 思いもよりませんでした。 しかもドイツ人から。 ◎謎のドイツ人お爺さんギャラリーは朝一番に予約をし、 気合を入れて無事入場。 先ずは一番人気のゴッホの「ひまわり」を拝み、 モネの睡蓮

          ロンドンの美術館で《東山魁夷》を想う・・・展示されてもいないのに(2-1)

          2023年 ロンドン・パリ:8泊9日       リベンジ個人旅行                ①プロローグ    

          ロンドン・パリ:リベンジ旅行 2023年11月、 時は超円安、世界情勢不安定、 又ヨーロッパへの航路は遠回りと、 とてもグッドタイミングとは言えないですが、 旦那サンが10日間のお休みを頂けたタイミングで、 ロンドン・パリに二人で行って来ました。 リベンジ旅行:ロンドン・パリは2回目 実はコロナ前の2019年にも、 同じロンドンパリを旅行社のパックツアーで行っています。 その時は初めてのヨーロッパだったので、 安心・楽チンに行けるツアーは、それはそれでとても良かったので

          2023年 ロンドン・パリ:8泊9日       リベンジ個人旅行                ①プロローグ