ヒアルロン酸とセラミド、一緒に使えば相乗効果!
こんにちは!
株式会社イッテンコスメお客様センターの山口です。
最近、気分転換を兼ねて部屋の模様替えを始めました。
模様替えと言ってもカーテンや寝具のカバーを変えたり、
収納グッズを購入して物をすっきり整理したりした程度です。
それだけなのに部屋の雰囲気って変わるんですよね。
これってお肌のお手入れと似ているかも!
お肌の変化ってある意味すごく些細なことなのに、
気分を大きく左右しますよね・・・
気分を上げるためにも、やっぱりスキンケアって大切!
今回は代表的な保湿成分に挙げられる
ヒアルロン酸とセラミドのはたらきや効果の違い
について書いていきたいと思います。
ヒアルロン酸とセラミドはどちらもスキンケアには欠かせない成分。
それぞれに異なる特徴がありますが、実は一緒に使うことで相乗効果が得られる相性抜群の組み合わせでもあるんです!
今回はそんなヒアルロン酸とセラミドについて教えちゃいます♪
◆ヒアルロン酸とセラミドのはたらき
ヒアルロン酸とセラミドはどちらも人の肌に存在し、
美しくハリのある肌を形成するのに欠かせない保湿成分です。
2つの差は存在する場所が違うことによる働きの違いにあります。
・ヒアルロン酸は「真皮」でうるおいを守る
ヒアルロン酸は角質層よりも内側の真皮に存在しています。
1gにつき6リットルともいわれる保水力を持ち、
肌の弾力やうるおいを守る役目を果たしています。
・セラミドは「角質層」でうるおいを守る
セラミドはお肌の一番表面、角質層に存在しています。
水分を蓄えてお肌を保湿する役目と、細胞と細胞の間を埋めることで、
外部刺激からのダメージを防ぐ役目も担っています。
それぞれ守備範囲が異なる保湿成分だということがわかりますね。
肌表面が乾燥するように感じたらセラミドが、
肌の弾力が低下したるみが気になりはじめたら
ヒアルロン酸が減少しているサインかもしれません。
そんなサインを見つけたら、日々のお手入れの見直しが必要かも!
保湿対策の強化をおすすめします。
◆化粧品に含まれるヒアルロン酸とセラミド
残念ながら、化粧品に含まれるヒアルロン酸やセラミドは、
肌に存在する成分と全く同じ働きをすることはありません。
・基礎化粧品に含まれるヒアルロン酸の働き
化粧品に含まれるヒアルロン酸は分子が大きいため真皮まで届きません。
しかし肌表面に留まって弾力性やうるおいを維持する働きがあります。
・基礎化粧品に含まれるセラミドの働き
セラミドには様々な種類があるため、効果にも差がありますが、
共通しているのは、角質層に潤いを与え、肌を保護する働きがあるということ。
ヒアルロン酸もセラミドも肌のうるおいを保ち、
ハリや弾力のある肌を作るのに効果的な保湿成分です。
乾燥が気になる方にはおすすめの成分です。
◆ヒアルロン酸は化粧水、セラミドはクリームがおすすめ!
ヒアルロン酸とセラミドはその性質の違いから、効果を発揮するアイテムも異なります。
・ヒアルロン酸は化粧水や美容液で!
ヒアルロン酸は水溶性で水に溶けやすいため、
化粧水や美容液に多く使用されています。
肌なじみが良いのが特徴で、角質層の水分量を高めながら、
しっとり感のある、なめらかな保護膜を作ってくれます。
エモリエント成分(油分)と組み合わせることで、
より高い保湿効果と、角質柔軟効果を発揮することができます。
・セラミドはゲルやクリームで!
セラミドは脂溶性で化粧水には溶け込みにくいため、
美容液やクリームとして取り込むのがおすすめ。
配合量にこだわる時は、とろっとしたテクスチャーのものを。
さらりとしたものは、セラミドの配合量が少ないか、
界面活性剤などが使用されている可能性があるからです。
さらにセラミドの中でも吸収力が高く保湿効果も優れているのが、
人の肌の中にもともとあるセラミドと同じ構造のヒト型セラミドです。
また、保水力に優れたヒアルロン酸と、油であるセラミドは
一緒に使用することで、よりうるおいを感じることができるので、
ぜひ一緒に使ってみてください。
成分の特徴や性質を知ることで、より効果的なアイテムを
選ぶことができるようになりますよね。
成分を基準に化粧品を選ぶ際の参考になさってくださいね。
◆まとめ
真皮でうるおいを守るヒアルロン酸と角質層でうるおいを守るセラミドは
どちらも美しくハリのある肌を形成するのに欠かせない保湿成分です。
化粧品に含まれる成分で同じような効果を得ることはできませんが、
ヒアルロン酸もセラミドも肌表面のうるおいを維持する効果があります。
水溶性のヒアルロン酸は化粧水や美容液で、
脂溶性のセラミドはゲルやクリームで取り入れるのがおすすめ。
また、一緒に使うことで相乗効果が得られるので、
ぜひ一緒に使ってみてくださいね。
株式会社イッテンコスメお客様センター 山口