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美白ケアの必勝法則=濃度×回数。美白ケアはその成分に注目。攻めか守りか

こんにちは。
株式会社イッテンコスメお客様センターの山口ゆりです。

欧米マダムの間では、程よく日に焼けた肌は一種のステイタスでもありますが、日本では断然「白肌」が好まれますね。

昔からあることわざでは、『色の白いは七難隠す』 なんていうのもあります。

【読み】 いろのしろいはしちなんかくす
【意味】 色白の女性は顔かたちに多少の欠点があっても、それを補って美しく見えるということ。

私たち日本人の「白肌」好きは、実は平安時代にまでさかのぼります。

その昔。
高貴な女性たちは、お屋敷に引きこもり状態で、夜に男性が通ってくるのを、ひたすらに待つという生活でした。

当時の家の中は、昼間でも薄暗く、灯りも十分ではないため、夜はさらに暗い状態。

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時代は違えども、好きな人には、どんな時でも少しでよいからキレイに見せたいと願うのが女心。

古の女性たちは『白粉(おしろい)』を厚塗りすることで、暗闇の中でも、くっきり・はっきりと浮かび上がる真っ白な顔の「演出」に励みました。

例えれば、暗闇に浮かび上がる、能面・・・
みたいな感じでしょうか。。。(美の基準は様々です)

ただし、この白粉。

公家御用達として珍重された『伊勢白粉』の原料には、水銀が用いられていたことが知られていますし、庶民に広がっていた『京白粉』の原料には、鉛が含まれていました。

水銀も鉛も、中毒を引き起こすこともある、人体にとっては有害物質。

魅惑の白肌演出のために、平安の女性たちは、必死。
まさに、文字通りの「命がけ」でした。

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時を経て、現代。

今どきの白肌づくりは「白肌に見せる」メイクアップ的な演出よりも、肌そのものをケアする「美白ケア」が主流です。

そして、私たちが最も簡単に「美白ケア」に取り組むとしたら、それはやっぱり化粧品、それもスキンケアとして毎日のお手入れに組み込むことなのではないでしょうか。

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そんな時に活躍するのが、美白化粧品

この美白化粧品に配合されている美白成分の働きは、大きく分けて、以下の4つに分類できます。

● 紫外線の刺激をメラノサイトに伝える指令物質を抑制するもの
● メラニンが生成されるのを抑制するもの
● メラニンが表皮細胞へ受け渡されるのを防ぐもの
● 黒くなったメラニンを還元して色を薄くするもの

シミをつくらせない予防的な効果のある成分と、既にできてしまったシミを薄くしたり、目立たなくする成分の2タイプがあるということですね。

予防? それとも、帳消し?

美白化粧品を選ぶ際には、配合されている成分をチェックして、これ以上のシミをつくらせない「予防タイプ」なのか
それとも、できてしまったシミをなかったことにする「帳消しタイプ」なのかを確認することがポイントです。

でないと、いくら使ってみても「期待した効果がでない!」という、不満足感や不信感につながってしまうから。

自分がどちらのタイプを優先してケアしたいのか、明確に意識して美白化粧品を選びましょう。

最も、最近の美白化粧品は、双方をきっちりケアしてくれる優秀なアイテムもいっぱい!

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今回は「美白ケア」の肝ともいえる、美白成分のタイプについてのお話しでした。

次回は美白ケアの肝が美白成分なら、その美白成分を、どんなふうに活用するのが最も効果的なのか、お伝えしたいと思います。

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株式会社イッテンコスメお客様センター 山口ゆり


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