真面目に生きてきたけれど、全然楽しくないんです
【真面目に生きてきたけれど、全然楽しくないんです】
その女性は誰もが知る有名大学を卒業し、賞賛と羨望を欲しいままにすることもできたはずです。しかし、全く嬉しくないと言います。聞いてみると「勉強はやらせれたんだ」と言います。彼女はやらされた勉強がたまたま「出来てしまった」のだと言います。でも、本当は辛かった。もっとやりたいことがあったのです。
本心では遊びたかったそうです。友達と一緒に。しかし彼女は学校から少し離れたところに家があったこともあり、近所に友達はいませんでした。田舎だったこともあり、人通りも少なくよる暗い道を一人で塾に通いました。道が悪く、自転車のチェーンが外れてしまい、自分で直すしかないこともしばしば。
理不尽さと、寂しさを感じながらも、どうすることも出来ないんだと思って生きてきました。ただ、親の期待に応えるため。しかし彼女はどんなに頑張っても、褒められることは殆どなかったそうです。彼女の心はだんだんと麻痺してしまいました。
こうなってしまうと、本当にやりたいことを見つけるのが大変です。自分の心が何を感じているのかを取り戻さなくてはいけません。何に傷ついて、本当はどうしたかったのか。どうしてもらったのかを思い出すことが大切です。もし、真面目っ子を演じてきたと思ったら、ぜひトライしてみてください。