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「どうしてひとを判断したらいけないの?」
私たちはひとと話しをすると、瞬間的にそのひとをリサーチして判断する機能が動きます。
好い人か、悪い人か
正しいか、間違っているか
儲かるか、儲からないか
出来る奴か、できない奴か etc..
この判断はある程度必要です。
安全が確保できるか、見極めたいからです。
中には自分に有益な人物かまで考える方もいるでしょう。
そぐわないひとはその場から排除したくなるはずです。
私たちには家族や組織のあり方、社会や地域で、国の成り立ちまで一定のルールがあります。運営上必要があるからです。
そうしたルールの上で生活している私たちは、判断がなくなることはありません。しかし判断したことに気づくことが重要です。
そして判断は"一定の条件付き"ということを理解しておくべきです。
「ここでは」とか「この時間は」といったものです。
その条件以外ではメリットになる点を見落とす可能性があるからです。
例えば声が大きいひとを「うるさい人だ」と判断したとします。
この人の声はすごく通りが良くて、演説やリーダーなど才能があるかもしれないのです。
ひとつの要素は必ず正の面と負の面があります。
負の部分しか見ずに「許さない・認めない」という領域が広ければ広いほど、自分のスペースが狭くなり、自分に対してブレーキになります。
例えば「アホ許すまじ! 」と思うと、自分がアホであってはならないので窮屈になります。アホにもすごい問題解決能力があったりするので侮ってはいけません。(note記事「早く失敗しろ」参照)
知り合いに、部下に厳しい経営者の方がいます。その方は判断が強く、「どいつもこいつもアホばっかりだ。頼りにならん。誰のことも信じられん」と言います。そんな彼からは一人ふたりとスタッフが去って行き、最後は一人になってしまいました。
これが「どうしてひとを判断したらいけないの?」の答えです。
結局自分を苦しめる結果になってしまうのです。
強すぎる判断を解くには。
まず人を判断していることを気付くこと。
そして、どうしてその判断なのかを明確にしましょう。
一定の条件があるはずです。
その背景にはあなたの”心の姿勢”があるはずです。
それ読み解くのが「感情的知性」のひとつです。
感情的知性を高めて、自分にとってより良い人生を送れたらいいですね。
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