番外編 パパ
この絵は、長男が4歳になる少し前に書いてくれたパパの顔。
保育園のトイレの前に貼ってあって、それを見て思わず泣きたくなりました。
あの頃、次男がお腹に入っていて、仕事も大忙し、精神的に厳しくなっていた時期でした。
もう辞めるしかないって、トップと面談もしたあたりかな。
切羽詰まってました。
妻はつわりで辛い思いをして、私は帰りが遅い。
長男のことをなんもできなくて、休みの日はぐったりしてて。
でも息子との時間が欲しいから、公園で遊んで。
それは楽しかったです。
いつだったかな、ネットニュースで読んだ記事で。
ブラック企業にお勤めのパパが、子供との時間を大事にして、でもとんでもない超過勤務で過労死したっていう。
そういうのも頭にあって、怖くなったんですよ。
自分はそうなりたくないなって。
この息子の絵は、どういうパパを描いていたのかな。
今、息子たちの中にいるパパは、どんな顔してるのかな。
恒久的に、パパと言われることは有り得ませんが。
今だからこそ、息子たちの頭の中には、にこやかなパパが居られるように、時には怒って、時には笑って、時には泣くこともあるかもしれない。
そんな毎日を過ごしていきたいと、この日記を書いた原点を思い出した気がします。
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