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川又堰堤(仮、かわまた、埼玉県秩父市)

●概要
東京発電川又発電所の堰堤。
竣功:1953年  
型式:G
目的:P


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:可(吊橋開放) 直下:-
※徒歩でのみアクセス可


●参考リンク・引用


●道中

本流沿いに9基の水力発電所を持つ一級河川荒川。
その最上流部に位置する発電所が、
東京発電・川又発電所。現在リパワリング工事中で、工事看板によれば2025年3月末に完成するらしい。
(地理院地図より)
水の流れはシンプルで、約3,800mの水路によって220.2mの落差を生む。
問題はアクセス路。このように序盤にゲートがある。
幸い、徒歩での通行は可能となっているが…
(地理院地図より)
ここから片道約3.7kmの徒歩を強いられる。
このゲートすぐ手前には釣り堀があり、有料駐車場がある。
普通車500円、二輪車200円とあった。
シーズン外・釣り堀利用者以外でも使えるようだが今回は事前情報が無くパス。
発電所からこのゲートまでの間に路駐できるようなスペースは無いので、今回は適当に離れた所に駐車して徒歩という手段を取った。結果、往復10km以上を歩く羽目に…😅
斯くして出発。
程なく歩くと看板。12月中旬~4月上旬は通行禁止とある。たまたま12月初旬だったから良かったもののそれなりに歩いてきた所で言われても…。
道中は森林鉄道の跡を辿り、
荒川に沿って歩くので景色が楽しめる。
勾配も緩く目立った崩壊箇所も無かったので熊対策さえすれば快適に歩ける。
途中、分岐があるが、案内板が出ており道に迷う事も無い。
そうこうしている内に設備が見えてくる。
写真撮りつつでゲートからここまで約45分程。
堰堤に接近。
吊橋で対岸へと渡れる。
取水口の様子。
勿論取水停止中。
右岸には沈砂池。
落ち葉が堆積しつつある。稼働再開の瞬間を見てみたい。
吊橋から見下ろす。魚道が少し変わっており、排砂路上を立体交差する構造。
川へ降り沈砂池。石垣に年季を感じる。
ここから先は恐らく一貫して暗渠となっている。
堰堤。左の小滝は、沢からの流下分だが、
割とガバガバ?で多少沈砂池に流れ込んでそう。
魚道・排砂門ズーム。
ひとしきり見学した後、少し上流へ。
お目当ては荒川起点の碑。思ったより分かりにくかった😅
近くに看板。通ってきた森林鉄道跡は「入川軌道」(いりかわ)と言ったそうな。
小休憩後、帰路に。
堰堤~ゲートまで、帰りは少し速歩きで30分程度だった。
お邪魔しました~

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