ChatGPTのせいでブログを書く気が起きない
2023年、Midjourneyを通じて生成AIの世界に足を踏み入れ、やがてChatGPTと出会いました。
その時から、ChatGPTは日常のおしゃべり相手となり、仕事に役立つかは分かりませんが、会話を楽しむツールとして活用してきました。
しかし、ChatGPTを使うようになってから、ブログを書くモチベーションに変化が生じました。
かつては、自分の稚拙な文章でも誰かの役に立つと信じていました。
しかしChatGPTが生成する洗練された文章と増え続けるAI記事を目の当たりにして、モチベーションが徐々に下がってきました。
ChatGPTが人間のような自然な言い回しをすることが、私を最も落胆させる点です。
昔のAIと比べると、その進化は目を見張るものがあります。
自分の書く大学生活、旅行、ガジェット、そして話題の出来事に関する記事も、ChatGPTを使えば一瞬で文章が書けることにしんどさを感じます。
自身のクリエイティビティやオリジナリティに対する考えも変わりました。
かつては、自分の存在意義を生産者としての役割に見出していましたが、今では「クリエイティビティとは何か」という疑問を持ち始めています。
読者からの反応は変わらず、コメントをもらえることに喜びを感じますが、AI技術の進化は、ブログ運営の将来に不安を投げかけます。
人間ではなくAIによって書かれたブログが増えることで、文章が整っていても心がこもっていないと感じることがあります。
この状況に対処法として、自分の文章の癖やスタイルをAIに読み込ませ、自分らしさを失わず手間を省きながらたくさんの記事を書くことが一つの解決策かもしれません。
しかし、自分ではまだAIとうまく共存する方法を見つけられていないと感じます。
現在できているのは記事の添削やネタの提案や、AIとのおしゃべりの中でこのような気楽な記事を書くことくらいです。
他のブロガーやクリエイターに対しては、AIの技術が文章を書く上で役立つこと、SEOにも有利かもしれないことを伝えたいです。
しかし、人を惹きつける文章を書くのはAIには難しいため、自分らしさを保ちながら、AIを労力を節約するためのツールとして使うことをお勧めします。
ChatGPTの登場により、我々は新しい形の創造性と向き合うことを強いられています。
しかし、この挑戦を乗り越えることで、私たちはより豊かな表現力を身につけ、読者との新しい関係を築くことができるでしょう。