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【黄金のレガシー】好きなシーンについての話【ネタバレ】

感想
黄金をアーリーで開始してクリアして早10数日、様々な感想が飛び交っているのを楽しく眺めている僕です。

僕自身の感想としましてはいろんな方がツッコんでるとおり、確かにおいぃぃー!なところもあれど全体を通して見たら面白かった、こんな感じ。
英雄でなく冒険者としてお出かけする気持ちだったし、のんびり観光気分だったのがよかったのかも。
あとお恥ずかしながら、FFは14とFF:Uしか知らんという民なので元ネタをほぼわからん状態でプレイしてたりします。

今回は僕自身が好きなシーンに関して緩く語ろうと思います。めちゃくちゃピンポイントにネタバレ注意。
殴り書きだから見づらくても許してちょんまげ。





僕が黄金で一番好きだったシーンは、異形になった挙句倒されたゾラージャ王子が放った、義理の妹に対する呼称を口にした瞬間です。
な?ピンポイントだろ?


結構序盤、アルパカを捕まえて静かに去る兄に向かって何を考えているかわからない、アタシたち家族じゃないのかよとラマち(誤字にあらず)が口にしていたのですが、この時の僕も「この人は心の内がよくわからないな」というのが正直なところ。
雰囲気からコーナ兄さんとは別の方向に生真面目なんやろな、サレージャが完全に小悪党腰巾着。とかそのくらいの感想。


料理対決時の妹に向けるにはアレすぎるドス黒感情とクルルさんが言っていた時も「うーんわからん。そのドス黒は嫉妬なのか羨望なのか別の何かなのか」って感じ。

ただ、僕はクルルさんが言っていた妹に向けるには〜のところで
「待ってくれクルルさん。妹だからこそって可能性もあるぞクルルさん。いやわからんけど、父上と血の繋がってないお前がなんでみたいな感情がもしかしたらあるかもしんないけど。けどそういうみみっちいことを考えてるのは周囲ならサレージャだけであってほしいよ。この人はおそらくそういう考えはないって、いやまだわからんけど!」
と脳内で早口になっておりました。
それと同時に、クルルさんはガラフおじいちゃんに本当に真っ当に優しく育てられたんだなとも思い場違いながらちょっとほっこり。


とまあ他にも色々あるけど一旦端折りまして、それを踏まえた上で僕が好きだったシーン。


自己肯定感が低いのであろうゾラージャ兄さん、父の面影を追いながら越えることを目標にしていたであろうゾラージャ兄さん。そして双頭のなり損ないの姿になって、挙げ句の果てに倒されて。
それでも彼は妹を「ラマチ」と愛称で呼んだ。

認めてたんじゃねえか!!!!
家族としての情あったんじゃねえか!!!!!


なんかもう、やるせなくて泣いてしまったよ。
どろっとした感情は妹が武王の父と重なってしまったからなんじゃないか、自分が辿り着いて越えたかった父に妹が似ていて自分が持っていないものに気づいていたからこその感情だったんじゃないか。
なんて不器用なんだこの人。

そんなこんなで、僕はゾラージャ王子を推してしまったよね(台無し発言)


以下、グルージャくんに関してちょっとした妄想というか思っていたこと。

グルージャくんを最初に見たときの僕。

「あらァ〜!兄さん可愛いマムちゃんになってしまって!」

息子ではなく別の世界線から連れてきたゾラージャ兄さんだと思っていた。
兄さんわりと卑屈そうだしな、別世界線で親父からちびマムちゃんだった自分を引き剥がして殺そうみたいなこと考えそうじゃね?と。
でもいざ殺そうとしたけど小さい頃の自分に救われてほしいみたいな気持ちが無意識に湧いてしまって、ほっといても野垂れ死ぬだろうという建前と共に殺さずその辺に捨てといたとか。

完全な妄想だけどせっかくだから語ってみたかった。

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